ハチマル

週刊少年ジャンプで連載中の『サムライ8 八丸伝』を考察するブログです。

サムライ8 八丸伝 最終話 パンドラの箱 感想⑥

サムライ8 八丸伝 始まりの地に戻る…一応、大団円なんだけどね。

(お父さんには報告したよう
これから私たちは他の仲間を探しに行くね)(アン)

「ニャン!」<スッ…>(早太郎)

「!」(アン)

(八丸くんの刀……)(アン)

「アン姫
それって……?」(五空)

<ギュッ>「どう見える?」(アン)

サムライ8 八丸伝 アンちゃん主人公で新しいお話を描いてみては…

「さらに美人になった
可憐な姫!………って感じかな」(三打)

「誰がだ?」(竜)

「ううん…姉様
凛々しい侍に見える!」(苺)

「…まるで八丸くんみたい」(七志)

「そろそろ行こう」(花一)

「さあ…次なる旅へ
出発だ」(達麻)

サムライ8 八丸伝 アンちゃんの凛々しい「いざっ!!」で終いだ。

「いざっ!!」(アン)

<ゴオオオオオオ>

始まりの地…とうとう星の名前は最後まで明かされませんでしたが、八丸8パパ暮らしていた星。アンちゃん生まれた星パーティは戻って来たようです。8パパ墓前。アンちゃんにはいろいろと報告があったことでしょう。パーティのメンツは達麻、花一、七志、苺、竜(仮名)、三打、五空で、「箱の鍵」苺ちゃんも数えてるようなので既に「5つ」まで揃った事になりますね。麻雀の数え方「イー、リャン、サン、スー、ウー、リュウ(ロー)、チー、パー、チュウ(キュウ)」なので「六」リュウ)かな…と思うので、「1、3、5、6、7」「鍵」揃っていると思われます。残る「鍵」「2、4」2つですかねー。

それが見開き痣の女剣士鬼侍なのでしょう。それでアンちゃんはというと、このパーティリーダー的な存在になったようで、年の頃も八丸の覚醒(=時空超越)で一気に最年長のお姉さんになっちゃってまして、その分の寿命は?内的な成長は?とかいろいろと気になりますが、超高密度の時間進行の中で外的にも内的にも正常な成長遂げた…という風に考えるとしましょう。アンちゃん吃音も、それに伴う自信なさげな雰囲気霧散しています。そばかすだって薄くなって快活でキレーなお姉さんです。長い髪をひっつめて早太郎が持って来た八丸の鈍(なまくら)を背中に担げば凛々しい女侍一丁上がりであります。

ところで、早太郎が咥えて来た八丸の鈍(なまくら)ですが、きっと八丸の生家から早太郎見つけ出したんではないでしょうか?八丸の遺品ですな。しかし、それだと模造刀だと思うので、アンちゃん女侍になる…というのではなく、八丸の遺志を継ぐ心構えを示したのだと思います。しかし、八丸の事を口にしたのが七志だけって、八丸の存在感希薄過ぎて辛いです(笑)。七志八丸の散体目の当たりにしたのにノーダメージみたいで何よりです(笑)。七志「義」「八丸を一生守り続ける」だったから、それがなくなってしまって散体しちゃうかも!?と思ってたので。今は「八丸=パンドラの箱なんですよね。

このパーティでは「八丸の鍵」を所有しています。その中(内なる宇宙にはパンドラの箱保存されている。パンドラの箱とは「データ」だった訳です。しかし、それには強力なプロテクトが掛かっていて使用できない状態で、そのプロテクトを外すのが「7つの鍵」という訳です。最終的には7人の鍵侍頭をカパッと開いて「鍵」を出し八丸「鍵」接続してパンドラの箱開く…という絵面になるのでしょう。あと2人だし、居場所は八丸「鍵」にあるパンドラの箱座標を示すのでサクッと見つかるでしょう。ところで、残された「二」「四」ってなのかな?苺ちゃん三打まだ人のままだしね。

人であろうと侍であろうと既に「箱の鍵」として感知(認識)されているのでよく分からん。完璧にとして認定できるのは「五空、竜(六?)、七志」だけだもんね。しかし、苺ちゃん切腹の儀」とか見たくねー(笑)。幼女の切腹ですもんね。でも、苺ちゃんにならないとパンドラの箱を開ける「鍵」が揃いません。僕はもう一方の「箱」である「マンダラの箱」「棘星」(達麻やアタさんのいた星)で、それが不動明王のロッカーボールでもある…という提示があった時から、苺ちゃん「棘星」何処かに突き出ている切腹刀」見つけ出して、それで切腹の儀」執り行うのではないかと期待していました。

サムライ8 八丸伝 苺ちゃんが最強!!

何たって苺ちゃん「銀河一強い侍になる娘」(花一)でありますから、ロッカーボールベルセルク「覇王の卵」(赤いベヘリット)よろしく特別性なんじゃないかと思います。非常に余談ですが、物語に登場する横綱級キーホルダー(親方級を含む)はそのような巨大なロッカーボール切腹の儀」を果たした作り出したものなんじゃーないでしょうか?ロッカーボールがある程度大きくないと横綱級(親方級)キーホルダーを作るにはリソース足りませんもの。ちなみに散体してもキーホルダー遺るので現存する横綱・親方級キーホルダー特別製のロッカーボールは必ずしも同数でなくてもよく、極端な話、「棘星」だけ…というのもアリです。

だから、もしかしたら義常の鬼若丸(親方級キーホルダー)は「棘星」(みたいな巨大なロッカーボール)によって製造された可能性があります。でも、不動明王遺した「箱」の一方である「マンダラの箱」苺ちゃん占有されてしまったら、「マンダラの箱」開ける楽しみがなくなってしまいます(笑)。…って言うか、パンドラの箱データ=ソフトウェアであるから、当然それを走らせるハードウエアとして「マンダラの箱」があるのだと思うのですが、その辺は不動明王訊いてみないと…でも思いっきりはぐらかされて終わりなんだろうな(笑)。しかし、「マンダラの箱」「鍵」って「合鍵計画」頓挫降り出しに戻りましたよね。

そもそも「合鍵計画」デザインチャイルド「マンダラの箱」「鍵」が実はパンドラの箱でした…っていうんだから、ここには不動明王情報操作や介入があったと思われ、「マンダラの箱」を開けるのに本当に「7つの鍵」必要なのか?から怪しいです。もしかしたらパンドラの箱「7つの鍵」がそのまま「マンダラの箱」「合鍵」になってて、それにパンドラの箱格納されたデータインストールして不動明王自身受肉する…みたいなオチ待ってたのかな?苺ちゃん切腹の儀」がそれを唯一阻止する手段ならちょっと面白そうだけど、悲しいけど…これ、打ち切りなのよねスレッガー中尉風)。

このお話は世界を救う為パンドラの箱開くというエスト(冒険)だったと思うんですが、この世界が救うに足る存在だったのかが甚だ疑問でした(笑)。アンちゃん亡兄回想においては「こんなにも子供を大切にしない世界なら滅びてしまえ!!」と思いましたもの。師匠の達麻にしても弟子の八丸正しく導こうという気配すらありませんでした。結果的に読者にもこのお話「何を守ろうとしているのか?」見え辛くなっていたように思います。このお話は最終回ですが、ここで生きたキャラ読者の心の中どうか報われますように…。新しい冒険の中でそれぞれがその一生を懸命に生きれますように…心の底から僕は祈っております。

サムライ8 八丸伝 岸本先生と大久保先生の次回作にご期待下さい!!

原作の岸本斉史先生。作画の大久保彰先生。43話(最終話)まで誠にお疲れ様でした!!最期の最後まで読者としてこのケルベロス作品と添い遂げさせて頂きました。連載中苦言どころか罵詈雑言投げつけてしまいまして、大変失礼いたしました。前作のNARUTO -ナルト-に対する想い入れ新作に対する期待があった故の…害意ではなく誠意でありました。その中でもこうして最終回まで僕が活動したのは少年少女「何か一つ事を最後までやり抜く」という事の大切さ伝えたかったからであります。それは漫画を愛する者として最期の最後まで自身の「愛を貫くという事でもありました。もし先生方雑音を感じていたなら心から詫びたいです。

こうして『サムライ8 八丸伝』終わってしまいましたが、岸本先生大久保先生も今後また何か作品を描かれるのであれば、僕は心から楽しみにしております。人生は何度でもやり直せます。先生方のその行いがきっと少年少女勇気と希望を与えてくれると思います。僕も何度も失敗して失敗だらけの人生ですが、こうして少年少女何かを伝えられたらと願い書いております。先生達の修羅場とは比べ物にならないような甘々な活動ですが…。こうしてハチマル活動を続けられたのはハチマル読んでくれた皆さんお陰です。誠にありがとうございました。本当に本当に僕にとっても幸せな時間でした!!

ありがとうございました!!

 サムライ8 八丸伝 最終話 パンドラの箱 ハチマル ケルベロス 

サムライ8 八丸伝 最終話 パンドラの箱 感想⑤

「そうか……
オレがまだ人型のままでいるのも
お前が成長した姿なのも
別時空にいたからか…」(達麻)

「時空超越…
つまり八丸は完全なH粒子に
なったって事か」(花一)

「ああ…」(達麻)

サムライ8 八丸伝 アンちゃんが纏うオーラは宇宙服。
「これ…八丸くんの鍵です
もしかしたらまだこの中に…」(アン)

<ガチャ>(達麻)

<カチ>

<フッ>「!
これは…」(達麻)

「……
穴が7つ
キューブ型の…

!!

サムライ8 八丸伝 穴が7つにキューブ型…って、見えてんじゃねーか!!

まさか…
そうか!そういう事か!
この内なる宇宙に…
あったのか!

八丸……
お前が――

サムライ8 八丸伝 「鍵」じゃなくて「箱」かよッ!!

パンドラの箱だったんだ!!」(達麻)

「!

サムライ8 八丸伝 達麻の胸糞!!こういうのがすごく嫌だったさー。
……仲間の場所だな
ありがとう…八丸」(達麻)

アンちゃん生身の人間ですが、体をオーラガードしてるから宇宙空間でもオKのようです。ま…極々短時間成長してお姉ちゃんになっちゃったんだから、その程度のチート設定はありでしょう。願わくば、このオーラ防刃効果その他の攻撃に対する耐性備わってて欲しいです。何せ生身のままと共に戦うから危なっかしいです。そこは「侍の意地」によってお互いの姫は狙わないという紳士協定が存在して欲しかったんだけど、真っ先に「姫を潰す!!」(ムジンさんのサ姫なんかアタさんに滅多刺し食らってましたから)つー民度の低さ辟易としていましたので、自分の身は自分で守るのがよろしいかと。

しかし、別時空にいたから達麻花一さんスリープモード入らなかったとしてますけど、屍界入る前界から出た後の時間を足せば何ぼなんでももう10分経過してますよね。こんな設定は正直要らんかった…。未だに達麻花一さんが敢えて猫や犬の姿になっていた必然性・必要性が感じられないです。…かと言って、人型に戻った達麻花一さん役に立ったかと申しますと極めて怪しい(笑)。今回もアタさん「屍界トラップ」にまんまとハマって蚊帳の外にいましたし、今までだってでも人でもほぼほぼ役立たずでしたよね(笑)。説明長い割には分かりにくいし、設定設定重ねて、まーよく分かりません(笑)。

特に達麻はいろいろと戦犯です。八丸「この子で間違いない」「1つめの鍵」認定してたのに、それがパンドラの箱だったってどんだけ間違ってんだよ!!(笑)「箱」「鍵」だぜ…(笑)。達麻八丸パンドラの箱の鍵」だと言うから、「7つの鍵」探すのに名前「八丸」でも仕方なく飲み込んでました(笑)。普通、「一」から「七」にしますもんね。どこか抜けてたら気持ち悪いじゃない(笑)。だから「苺ちゃん」なんだー!!と思ってた(二~八)のに、今更、八丸「(鍵ではなくて)パンドラの箱(の方)」でしたって、えらいテキトーだなッ!!(笑)その目は節穴…おっと達麻目が見えないんだっ(ry

ところで、烏枢沙魔流「合鍵計画」○角シリーズ製造されたんですよね。それは「マンダラの箱」「鍵」人為的製造する計画だった筈だけど、何で○角(八丸まで)寄せ集まってパンドラの箱になっちゃったんだろう?と考えてたんですが、もしかしたら不動明王ハッキングして計画捻じ曲げたのかも。精神体(H粒子)になってしまった不動明王ネットワーク経由では物質世界干渉できる描写(○角や竜騎の乗っ取り)がありましたから…(震え声)。でも、それなら「侍システム」普及して人類(鬼族を含む)が何かしらの形でネットワーク繋がる状況不動明王社会に対してもっと働きかけていいと思うんです。

不動明王にはカーラさんみたいなではなく夜叉さん以下味方多そうだから、ネットへの接続などの物理的な支援得られた筈なのに。そもそも「侍システム」とは知的生命体(人や鬼)「侍」という…ある種、電脳化された躯体に嵌め込んで画一化する為の仕組みだもんね。それは精神体(H粒子)であるが為に物質世界関わり辛い不動明王が何かと関与するのに便利なのです。そういう状況にありながら、カーラさんみたいな不穏分子を一掃せずに放置しているのって変だな…と、僕は考えるのであります。おまけにパンドラの箱「マンダラの箱」なんて余計なものを残して…それが世界の争いの火種になっています。

「侍システム」ネットワーク経由不動明王世界を統べるシステムであるとするならば、不動明王全てを一気に鎮めちゃえば済むお話です。不動明王はそれが充分できる筈なのに敢えて放置してる。それは不動明王その状態望んでいるからとしか思えません。もしかしたら、カーラさんみたいな存在世界をかき回して、人々右往左往する様を見て不動明王娯楽として楽しんでいるんじゃーないでしょうか?あの「上層次元」ですけど、なーんもなくて殺風景でしたし、不動明王友達見当たりませんでしからきっとしてて、あんまり暇過ぎて所謂…「神々の悪戯(いたずら)」というヤツで、ちょうどいい塩梅混乱残しているように見えます…。

余談が長いのでこのくらいにしますが、このパート何が悲しいって達麻八丸不在1ミリ悲しまないっていうのが怒髪天です(笑)。自分の弟子「鍵」だけになって…ぶっちゃけ散体しちゃったのに、何で達麻は悲しまないの!!「散体は死ではない」っていうのは解脱者だけの認識だよね。そんなの達麻知らないんだし、肉体を失って精神体になるって、「お星様になる」のと一緒で、普通はそれを「死んだ!!」って言うんだよ!!このクソ猫ーッ!!(笑)しかも、八丸内なる宇宙に浮かぶ「キューブ型」「穴が7つ」って思いっきり見えてんじゃねーか!!粗画像ってか!?眠てー事、言ってんじゃーねーぞ!!(笑)

達麻にとってパンドラの箱であろうが「鍵」であろうが、八丸便利な道具過ぎなかったんですね。おまけに「箱」と分かった今も「仲間の位置」指し示してくれていて、その上、もう何も喋らないので達麻には都合が良すぎるんでしょう(笑)。ホントは小躍りして喜ぶところなんだけど、アンちゃんの手前、これでも気を遣ってるんだよー。ここまで読み込んでも八丸は熟(つくづく)可哀想な子だなと思います。こんなに子供大切に思わない大人がいる世の中にしちゃダメだー…。自分がその子の親あろうとなかろうと、自分の近くにいる子供を愛せない大人であってはいけない!!…僕は本心そう思えるオトナでありたい。

 続きまーす!!

サムライ8 八丸伝 最終話 パンドラの箱 感想④

<ガッ><ガッ>

サムライ8 八丸伝 何やってんのか!?全然分かんない!!

「見えたぞ!
お前の最期が」(夜叉)

「最期だと!?」(カーラ)

「まだ見えていないようだな
カーラよ」(夜叉)

「お前の心眼など
当てになるものか」(カーラ)

「確かに……
まだ発展途中だ

お前には認知できないのも
仕方あるまい」(夜叉)

<ズズズズズ>

「!!」(達麻)

「だが…

本当の鍵の七人
もうじき揃う!」(夜叉)

「今はまだバラバラな
7つの小さな点だが

サムライ8 八丸伝 天然物のパンドラの箱の鍵…マンダラはどうするんですか?

いつか繋がり線となって
見えてくるだろう

この銀河にいる
皆の願いを託された
長い長い
流れ星のようにな」(夜叉)

非常に細かい話から入って恐縮ですが…久々に登場した夜叉さんセリフ「本当の鍵の七人は」というのと、すぐその後に「バラバラの7つの」というセリフ表記統一されていません。他にも「オレ」「俺」「たち」「達」とか…もう数えたらキリがない。この作品は表記統一感がないですねー。普通は校正の時に「あれ?」と思って修正するもんです。昔は校正専門で食ってる物書き崩れ記者崩れおっちゃんが居て、こういう細かいミスを引っ掛けて潰してくれたんだけど、今はもう出張校正室の主みたいな人も居ないんでしょう。…てか、今は出張校正なんてないよね。PDF原稿校了なのかな?知らんけど…。

表記のバラツキなんて物語の内容やその深みとは関係ありませんけど、作り手の拘り感じられんのです。例えば、編集さんとか校正される方が、この作品を「我が子」だと思って手塩にかけてたら、出がけに玄関で身だしなみ整えるように見守ると思うんです。口の横にご飯粒がついてたら取ってあげるし、忘れ物がないかいちいち訊くと思うんですよ。まー明らかな矛盾がそのまま右から左に製本されちゃってるので、表記なんてハナクソみたいなものですかね(笑)。でも、我が子の顔ハナクソがついてたら、僕だったら取りますけどね(笑)。そういう部分…作り手「愛」感じられんのです。それが僕は…すごく悲しいです。

アタさん八丸流星剣吹っ飛ばされちゃったみたいですね(笑)。場面は「夜叉さんVSカーラさん」スイッチします。夜叉さんシロナガスクジラキーホルダーが見えます。鯨ちゃん名前もズラした全く別の動物の名前(ウミガメ=洋犬で、白兎=猫又だもんね)なのでしょう。多分、横綱級のキーホルダーだと思うけど、夜叉さんカーラさんMS/MAみたいな侍の鎧を纏って戦ってますが、ここは逆張りして生身(男は黙って…「生身…」クールポコ風)夜叉さんカーラさんチャンバラが見たかったです。これまでズラしにズラして来たのに、何でここは順当なのかと(笑)。結局、夜叉さんカーラさん刀振ってるシーンがなかったんじゃないですか?

もー夜叉さんカーラさん何やってるのか分かんないもんね。打ち切りでカツカツでここからお話を広げる必要はないんだから、夜叉さんキレーな構えとか太刀筋ストレート描いてくれるだけでよかったんです。しかし、ここまで50年近く二人は戦い続けているのですよね。ズーッとチャンチャンバラバラやってたんなら流石にボロボロの筈だから、ここに至る睨み合い大部分の時間費やしたのでしょう。それか、アタさん「屍界」上位互換の異空間拵えてて、そこの1分がこっちの50年匹敵する浦島太郎みたいな状況かも知れません。パンドラの箱を開けたら煙が出て二人とも老人になるオチがありそう(笑)。

サムライ8 八丸伝 アタさんの龍のキーホルダーの残骸が…

一方、夜叉さんカーラさんとは別に達麻花一さん屍界から解放されています。「だが…」カットアタさん龍のキーホルダー残骸宇宙空間に浮かんでるところにアタさん「屍界」が解かれて洋犬(鎧)猫又(鎧)が現れました。これは八丸流星剣影響なのでしょう。二人は遠くではなく位相した空間幽閉されてたみたいです。そもそも流星剣がどんな剣技でどんな効果があるのか示されていないので考えようがありませんが、アタさんを退け、無能師匠幽閉解かれたので空間に干渉する系剣技なのかなと思います。夜叉さん心眼インスピレーションを与えたのも流星剣の波動だったと思います。

サムライ8 八丸伝 四華丸がボツになってショックでーす!!

夜叉さん心眼には「本当の鍵の七人」が見えたんですね。既にいる苺ちゃん、三打、五空、竜麻雀リュウって「六」じゃなかったっけ?)、七志とは別に獅子舞だか天狗のお面痣の女剣士さんと明らかに鬼さん二人追加されています。いやーしかし…新規の二人はこれまでにワンカットでもいいから描いとくベキだと思いました(笑)。道を歩いててすれ違うだけでもいいのに。その時、苺ちゃんが何か感じるとか、八丸が引力で転ぶとか、何かできたと思うんですよー。ここでこんな風に出されても「あー…」ってなるだけ(笑)。そうなるとバトロワの四華丸ボツですねー。スピンオフ「四華丸伝」期待して(ry

まー…この作品は打ち切りなので「丸投げ」仕方ないんですけど、これだけのリソースドブに捨てたかと思うと勿体無いですね。でも、最終回誰一人としてまともに戦ってなくて、違和感しかなかったんだけど、それは誰一人として一生懸命に生きていなかったという事の裏返しでもあり、それこそが「死んだその日が誕生日」ど根性ガエルなりきれなかった理由でありましょう。ゾンビだってやる時はやるのにね(笑)。ここまで熱くなれないのはこの最終回がこの作品「お葬式」だからなんだなーと思います。ここまで43話自分が死んでる事に気付けなかったのねー(笑)。

 続きまーす!!

サムライ8 八丸伝 最終話 パンドラの箱 感想③

「アン…
オレはこれで消える
今は時の流れをズラして
この次元にある
一角達の侍魂を借りることで
存在出来てるんだ」(八丸)

サムライ8 八丸伝 やっぱ死んでんじゃん!!というお話のようです(笑)。

「……」(アン)

「さみしいよ……
私との…約束は?」(アン)

「…オレは
宇宙で漂う波になるだけ
いつも君を守ってる」(八丸)

「…また会える?」(アン)

「アンが
オレを見ようとしてくれた時
オレはいつでもアンの前——
ただ一点に居るよ」(八丸)

<スッ>(八丸)

サムライ8 八丸伝 ステータス∞なんだって(棒)

「いざ…」(八丸)

(金剛夜叉流——)(八丸)

(う…うそだ!こんな奴が
流星をくり出すあの大技を!!?)(アタ)

サムライ8 八丸伝 「流星剣」の扱い…少なッ!!

(流星剣)(八丸)

散体した後に悟りを開き「上層次元」に行く=不動明王になる…という事は「物質世界」から消える宇宙を漂う波になる…という事でFA。FA……?!(笑)それって…もしかして、普通に人が死んで居なくなるのと同じ…?「お母さんはね…あのお星様になったんだよ」っていうヤツと同じ…じゃないとですか?「散体は死ではない」不動明王は仰ったけれど、八丸消えちゃうんだし、そんなのアンちゃんにしてみれば死んだも同じ…だと思いました。散体とはやはり…侍の「死」でありますまいか。を失う。を失う。不動明王に見放される。諦めたらそこでゲームセットなんだよ…の散体とはにとっての「死」なのであります。

アンちゃん見ようとした時八丸はそこに居る…というのは相手どう見るか問題であります。そしてそれは生きてる人死んだ人どう想うか?ぶっちゃけ、忘れないか?と同じであります。斉藤由貴さん「卒業」「守れそうにない約束はしない方がいい」というフレーズがありますが、それでも約束してくれる人一人でも居れば安心して死ねるな…と僕は思いました。八丸はまさにその心境なのでしょう。八丸生き様を見続けた僕にしてみればアンちゃん対応些か厚遇に思えますが、アンちゃんがそれを善しとする以上、余人どうこう申しますまい。少年少女こんな風に思える思って貰える誰か出会えたらいいですね。

サムライ8 八丸伝 最低でも「大気剣」くらいの描写が欲しかった…よねー

恐らく、精神体(不動明王となった八丸「物質世界」には関われないのでしょう。…という事はこの「流星剣」最後の一振り?!なのに…なのに…何故、それを描いてあげないの!?大気剣無雲粉々にした「星砕き」ではしっかり描いたのに(第16話「星砕き」)。これじゃー八丸成仏できないよ!!これから星になる八丸をしっかりと描いてあげるのが親心なんじゃないの!?まさか「散体して死ぬのに!?意味ないよ」なんでしょうか(笑)。それにしてもこの「流星剣」には余りにも情けがない。余りにも「愛」ないよー!!!これが週ジャンの…岸本先生やり方かァ!!??おかずクラブ風)

まーきっと、八丸生き方にも問題あったんだろうね。僕も彼には好感持っていませんし(笑)。やっぱ、普段の行いだと思いますよ。人は見てないようで見てるし、見てるようで見てないもんだけど、その人がどんな風に生きてるかをある程度は評価しているものです。これで八丸誠実(な性格)で、ちゃんと修行してるとかあればもっと違ったと思うけど、八丸は何もして来なかったし、達麻だって何も教えなかったじゃない。どっちもどっちだけど少なくとも八丸「愛されるべきキャラ」ではなかったように思います。それがこの物語の主人公だったんだから打ち切り納得ですが、僕らはそこから大いに学ぶべきなのであります。

僕が親だったら自分の子に「八丸みたいになりたくなかったら学校でちゃんと勉強しなさい!!」って言ったと思います(笑)。実際、八丸問題の多くはファンダメンタルな教育不足していたところに起因していましたから、8パパ亡き後の保護者である師匠の達麻が何で八丸教育を与えないのか甚だ疑問でした。だから、八丸不出来さとは八丸だけの問題ではなくその環境に多くの問題を孕んでおりました。誰かがそれに気付いて八丸教育与えていたならもう少し違った未来があったように思います。もしそうして八丸自分で考える足場や手掛かりを得られていたら八丸はもっと違った行動が出来たと、僕は思うのであります。

八丸一生懸命生きていなかった生きられなかったのだと僕は思います。それは教育なかったから。自分の置かれた状態に疑問を持ちそれを改善して行く知恵がなかったから。それは周囲の大人(=環境)のなので、八丸を責められません。有り体に申し上げれば、八丸ものすごく可哀想な子なのであります。だからこそ、少年少女八丸から大いに学んで欲しいのです。皆さんが何でガッコ勉強するのか?こんなの社会に出たら必要ないよー(意味ないよー)!!と思うような学問(の入り口なんですが…)に向き合っているのか?全ては八丸のようにならない為…おっと失礼!!問題を見つけ出しそれを解決に導く思考養う為なのであります。

それを「論理的思考」と呼ぶのですが、皆さんがボールを追いかけたり鬼ごっこしたりして知らぬ間に体を強くしているように、教室黒板教科書に向き合って取り組む勉強によって皆さんの脳(=心)鍛えらるのであります。皆さんは考える事学んでいるのです。それはまだ「学問」と呼ぶのも烏滸(おこ)がましい程の「学びの学び」であります。そして、その意味すら分からないくらい皆さんは「無学」なのであります。だから先生方教えるすべがない。少年少女はそういう難しいお年頃なのであります。でも、今僕が書いてる事。八丸がどんな子だったか…くらいは覚えておいて欲しいです。あの時、変なおっちゃん何か叫んでたなー…くらいでいいので(笑)。

人生とは後悔の集積体です(笑)。僕くらいのおっちゃんともなれば「もっと勉強したらよかった…」定期であります。しかし、それに気付けるのは時間がかかるのじゃ(笑)。だから、取り敢えず…でいいので、勉強して下さい。そして、皆さんが「考える力」を身に付けられれば、自分自分を取り巻く環境問題点というものが見えてきます。そうしたら、それをどうして解決していけばいいか?考えられるでしょう。そうなればしめたものです。どんどん自分プロデュースできるようになる。同時にそうして備わった理解力が皆さんを誠実に変えて行く…。その好循環の中で自分(の人生)にとって何が重要なのか見えてくると、僕は信じています。僕はそれをズーッ見守っています。

 続きまーす!!

サムライ8 八丸伝 最終話 パンドラの箱 感想②

「ずいぶん成長したな」(アタ)

「実力もだ
今のオレは武神不動明王だからな」(八丸)

「武神の名を軽々しく
口にするなと言ったはずだ!
若輩者の戯れ言など認めん!!」(アタ)

サムライ8 八丸伝 八丸は何でこんなにも言いたい放題なのか?!

「若輩者ね…
時間は相対的なもんだ

お前とオレが
同じ速度で生きてると思うな
それに武士…侍・流派
武神…そんなものはもう
どーだっていい

そんなもん
人生の小さな変化の一部についた
長ったらしいただの肩書きだ

それを全部ひっくるめて
オレをどう見るかだろ?
それでもどう見るかは人による

サムライ8 八丸伝 不動明王の肩書きに寄っかかってるのは八丸でーす!!

元金剛夜叉流で
達麻師匠の弟子…
裏切り者で烏枢沙魔流
比力のアタ
アンタにももっと別の
長い大層な肩書きが
あるんだろーが
オレから見れば
アンタは——

サムライ8 八丸伝 八丸の糞ムーブが目障りで…

親の仇だ」<スッ>(八丸)

八丸別時空猛烈な成長を遂げた事になっておりますが、そんな八丸に対するアタさん反応が僕には極めて真っ当に感じられます。八丸何をしたと言うの?何を成し遂げたの?散体して偶々悟りを開いて不動明王のいる「上層次元」に入り込めたのにしても、あれって八丸勘違い偶然そうなっちゃっただけですよね。八丸は自分を救いに来たナナシ君が偶然「七志」名乗っていて、それがアンちゃんの亡兄元服だった事から、自分が散体しても誰かと(気持ちが)繋がってれば消えないかも知れない!!という半ば荒唐無稽な思い込み散体してみたら上手く行っただけでこれを「悟り」評価してはいけません!!

そもそも八丸が自分と繋がってると思い込んでいるアンちゃんの亡兄には一度も会った事もなければ、心が通じ合うエピソードもありません。八丸はアンちゃんからその存在を知らされただけで、カスりもしてないキャラです。しかも、切腹の儀失敗して亡くなってしまったから散体すらしていないので、「上層次元」不動明王のネットワークの一部になる「精神体」要件を満たしていません。それは8パパも同じ。その二人の精神体(イメージ)が八丸(一角)が散体したロッカーキューブに手を押し当てて祈ってましたけど、じゃー「精神体」とか「上層次元」意味ないじゃん!!と、何だかもーめちゃくちゃなお話(笑)。

人が切腹の儀」ロッカーボール承認を受けてキーユニット(鍵)侍魂メタモルフォーゼして、それがロッカーボールに入ってになるんだよね。そして、その散体して悟りを開いた者だけ「上層次元」に達して不動明王になる…というのが不動明王が考え出した「侍システム」だと思うんだけど、それを八丸は全く無視してるだけなんだよね。不動明王がそんな八丸に何も言わないから八丸「これでいいのだ!!」と思ってるんでしょうが、それにしてもイキリ杉。実際、八丸修行熱心達麻師事してしっかりと修行を積んでいた…とか、これまでのミッションで大いに活躍して武功を挙げた…とかでもありません。

サムライ8 八丸伝 ミルコの回し蹴りでもう一度散体してみて下さい(笑)。

主人公でありながら声援合いの手を入れる程度のモブでしかない八丸が、いきなり不動明王だ」とか「実力もだ」とか言っても、もしここにミルコが居たらおまえは何を言っているんだと睨みつけられて震え上がったんじゃーないでしょうーか(笑)。回し蹴りで頭破られるよ!?(笑)岸本先生は何か思い違いをされているのではないですかね?取り敢えずテキトーに(何の考えもなく)何かをやっていればそれがいつか(偶然に)繋がって役に立つと真剣に考えてませんか?それを第23話「それが何の役に立つ!」感想⑤でも指摘したけれど、僕はそれは絶対に間違いだと思うし、少年少女には見習って欲しくありません。

NARUTO -ナルト-空前の大ヒットを遂げたのはお話素晴らしかったからだと思いますが、実は編集さんがほぼほぼ作っていて岸本先生言われるがままお描きになってただけだった…とか?だから、「他人の手が入り過ぎて自分の作品だと思えない」というようなコメントが残っている?そして、今度こそは自分のアイデアだけで作品を作ってヒットさせたい!!と思って『サムライ8 八丸伝』を始められた。岸本先生NARUTO -ナルト-ノウハウと仰るが…あの頃、編集さんボツにされたネタ?!で、結果…一年持たず打ち切りの憂き目。それは別にどうでもいい。先生描きたいもの描けたのですもの。

これは岸本先生作品であります。岸本先生描きたいように描けばいいのです。それが面白いか面白くないか読者判断する事。結果、面白くなかったから打ち切られただけです。そこから分かるのは岸本先生NARUTO -ナルト-成功において何も学べなかったのだという事。そこで成功の法則…と申しますか、面白い作品を作る為何が必要か?という事…要するに「ノウハウ」学ばれなかったんだろうと『サムライ8 八丸伝』をしっかりと読ませて頂いた者としては感じています。NARUTO -ナルト-世界的な大ヒット八丸散体時、悟りを開いて偶々不動明王になった『サムライ8 八丸伝』相似形…。

どちらも偶然だったという事。何も考えずにやってた事が偶々繋がって大したものになった。岸本先生にはそれが当たり前なのではないですか?だから、『サムライ8 八丸伝』八丸考えさせようとしないし、学びも努力要求しない。そんな事をしなくても気付いたら成功してるから!!みたいな人生観が岸本先生にはあるんじゃないですか?現に八丸自分だけの時空でみるみる成長して、目を瞑ってジッとしてるだけ金剛夜叉流の全て習得して、ステータス「∞」になりました。免許ダウンロード。修行ボチボチ。悟り偶然。知らない間に不動明王になってました…そんなのアタさんじゃなくても怒りますって(笑)。

サムライ8 八丸伝 アタさんはもう一度、八丸を叱るべき!!

そして、一番頭に来るのが、アタさん「肩書き」八丸がつらつら論(あげつら)うところ。「大層な肩書きが…」とかまあ…利いた風な口を叩いてますが、偶然手にした不動明王という「肩書き」に寄っかかってんのは八丸じゃーないの!?八丸は(偶々)不動明王になったから修行努力オミットして金剛夜叉流の全て習得しちゃったのにね。ただそれだけの奴が二つの流派免許皆伝まで成し遂げた先輩こき下ろせるメンタリティが僕には理解できない。そして、これが岸本先生思考そのものなら、岸本先生NARUTO -ナルト-作者という「肩書き」寄りかかってる姿は僕には一番…八丸らしく見えるよ(笑)。

少年少女は心して聞いて欲しいです。偶々成功する…という人生もあるでしょう。でも、何も学ばず成功したところで、その成功においても何も学べないから、ラッキーが永遠に続かない限り、次のチャンスで必ず失敗します。事実、『サムライ8 八丸伝』歴史的な駄作であります。少年少女教育においては有害図書と言われても仕方ないくらいの代物です(笑)。少年少女これをどう見るか?どう考えるか?であります。少年少女にはただ無為に事物をばら撒くのではなく、常に学び、常に考え、努力を惜しまず、精進を忘れず、自分の目的に向かって邁進して欲しいです。行動して欲しいです。一生を懸命に生きて欲しいです。

 続きまーす!!

サムライ8 八丸伝 最終話 パンドラの箱 感想①

<ガッ>「!?」(アタ)

「何だ!?」(刀が…届かん!)(アタ)

<ファアアア>

サムライ8 八丸伝 どこでどう間違ってしまったというのですか?

<ガチャ>

サムライ8 八丸伝 大っきいお兄さんとお姉さんになっちゃったけど…

<ファアアアアア>

「何だ
この空間は!?」(アタ)

『アタ 下がれ』(カーラ)

『H粒子が
停止しかけている』(カーラ)

カーラ様(アタ)

『奴の周りが
不動に近づき時空が
ズレ始めたのだ
気をつけろ』(カーラ)

(こいつらの周りだけ…
時間が進んでいるのか!?)(アタ)

「!!?」(ニリ姫)

<カッ>

<バキ>

「!!」(達麻)

「どなってる!?」(花一)

サムライ8 八丸伝 達麻が心眼で見た八丸の未来…

「!
こ……これは…」(達麻)

「金剛夜叉流の全てを
習得したぞ!!」(八丸)

サムライ8 八丸伝 全部を習得した!!!えっ!?

「うん!」(アン)

先週、一角を乗っ取った八丸アタさん黒刀で斬られて散体…となったところからの続きですが、一角の体が散体してロッカーキューブになったものにアンちゃんが祈っています。それを邪魔しようとアタさんが斬りつけたようですが何故だか刃が立たないようです。そうしていると、竜騎に繋いだ八丸オリジナルの鍵(キーユニット)の周りに8つの侍魂が集まって人型を作り始めます。この侍魂は恐らくは○角シリーズのもので、八丸の侍魂一角に渡っていましたから都合8つで一応計算は合いますね。それでページを捲ると八丸だけじゃなくてアンちゃん覚醒の時を迎えています。二人ともちょっと大人っぽく仕上がってますね。

しかし、何で今なのか?…と。八丸オリジナル散体「上層次元」不動明王接見を果たし、不動明王のネットワークの一部に組み込まれた事で「無限の可能性」を得た筈。だから○角シリーズ乗っ取れたんですよね。竜騎だってそのコントロールを奪って沈黙させています。そこまで出来たのに少なくとも一角に乗っ取った個体は以前の八丸のままで変わりませんでした。それでサクッアタさんの手に掛かり再び散体する羽目になってしまいます。八丸は既に悟りを開き「精神体」として不動明王のネットワークの一部になっているのに再び悟り直せねばならないオプションがあるようで、ここで再度悟り直しております。

もー説明しててもよく分かりませんが、一度、「情報体」転生すると物質世界干渉する為には何らかのバイス(=肉体)が必要で、それを得る為に八丸オリジナル鍵(キーユニット)侍魂それと○角シリーズの侍魂を使ったようです。八丸自分の鍵起点アタさん七志が作った自性輪身応用して受肉(肉体を得た)したのでしょう。そして、自分を取り巻く空間の時間年単位で進ませてステータス「∞」までアップした…と、まあ、そんなところでしょうが、これが出来るんなら○角シリーズ乗っ取った時にやっとけやー!!と思います(笑)。不動明王になったから好き勝手できてるのに何で悟り直さないといけないの?

出てきた時にここまで出来ないのは悟ってないって事じゃーないの?百歩譲ってアンちゃんレベルアップが追いついてなくて、土壇場のイベント整った…にしても、アタさん「黙斬り」なんて乗っ取った竜騎のインフラ(侍の盾やトラップ)を展開して防げたもんね。ニリ姫健在だけど、ニリ姫のいるブロックごと竜騎からパージ(切り離し)してアタさんに対するバフがけを止めさせるとか、他にもやれる事一杯あったのに何もせずに無駄にピンチに陥って、そこから見事に復活出来ましたー!!(その上、金剛夜叉流の全てを習得したぞ!!)とか言われても、バカなの!?アホなの!?としか思えません。

しかし、ここまで読んで納得できた読者って居るんですか?悟りを開いて不動明王になった八丸何でここで悟り直さないといけないのか?時間を進めただけで何でステータスがマックス(∞)になるのか?(←特にこれは「8」を横に倒して「∞」ってしたかっただけだもんね)が全く意味不明成立しています。見た目がお兄ちゃんとお姉ちゃんになっただけで。「全て習得したぞ!!」とか強引過ぎて、そんなのお前が言ってるだけだろーッ!!ってツッコミしか浮かばないです(笑)。扉絵の白い刃の侍と髪の長い姫って、達麻の心眼が見た未来ですよね。でも、ここに至る苦難全く描かれてないから何の感慨湧いてきません。

サムライ8 八丸伝 達麻が見た八丸の未来像。八丸は「鍵」ではなく「箱」。節穴か!?

これって八丸切腹の儀達麻心眼予知した八丸の未来ですよね。それが再び使われるって、ホントは最高潮に盛り上がるところなんだけど、全く盛り上がらない。誰か、盛り上がってるっていう人がいるなら教えて欲しいです。全部詰め込んで終わらせる為尺を割り振った結果なんでしょうが、もう少し何とかならんかったんでしょうか?何とかならんかったから打ち切りなのか?打ち切りだから何ともならんのか?物語の出来は「結び」で決まるんです。長い小説だって最終ページ楽しみだから読めるんだから。僕だって最終話こんな事書きたくはないけど、これしか書きようがない。ホント…すみません!!

 続きまーす!!

サムライ8 八丸伝 第42話 次の流れ星 感想⑥

<ギン>

サムライ8 八丸伝 僕はこういう剣戟のやり取りを楽しみたかったのだよ!!

<チラ>(アタ)

「!!」(アン)

サムライ8 八丸伝 アタさんは別に黙斬りを使う必要はなかったのに…
<ズバッ>(アタ)

(アレは…黙斬り…か!)<ズズ>(八丸)

「は…八丸くん!!」(アン)

「ニャン!!」(早太郎)

<ズズ…>(そう――…)(八丸)

「やだ……!!」(アン)

(こんなオレに力を貸してくれて…
優しく心配してくれるアンが…

いつから好きになったんだ)(八丸)

「アン…
オレは…君を死んでも守るって
言ったけど…」<ズズズ…>(八丸)

「…うん…」(アン)

(アンは兄さんとオレを
重ね合わせてただけかもしれない
今にして思えばそれでもやっぱり…
オレはそれが嬉しかったんと思う)(八丸)

「…こんなオレでも…
まだ信じて…祈ってくれる?」(八丸)

「……いいよ…」(アン)

サムライ8 八丸伝 アタさんはホントはいい人なんだよー!!

「それは…
どっちのいいよ?」(八丸)

<ニコ…>(アン)

(ありがとう)「分かった…
やってみるよオレ」(八丸)

(オレがアンを好きになったのも
アンの中に消えない兄さんの想いや…
父さんの死の間際での約束があった
からこそなのかも…なら――…)(八丸)

「やってみるんじゃない…
やるんだ!」(八丸)

(その繋がった力
全部で――)(八丸)

サムライ8 八丸伝 これで何で「8→∞」になれるのかという疑問が…。

「君を守る」(八丸)

さて…次週打ち切りが決まったけれど、最期の最後まで気を抜かずに行きますよーッ!!(もう遅いけど…)『サムライ8 八丸伝』チャンバラ一撃必殺で、チャンチャンバラバラになってないのが残念ですが、それは剣技において斬撃の有効範囲デタラメな為に「間合い」(の取り合い)に意味がないからです。その為、剣術の基礎である「足捌き」「体捌き」といった「捌き」「踏み込み」不要になり、身体の効率的な動き各流派の剣技特性最適化した「型」ですら最早、プログラム発動詠唱同等の意味合いしかなく、ぶっちゃけ先に剣技当てるか相手より出力の大きな剣技を出せば勝ちというのが何とも…(笑)。

ちな…斬撃の有効範囲デタラメ…というのは、斬撃飛ばせたり、明らかに実体剣(刃)の長さよりも大きなもの斬れてしまうという事でありまして、ナナシ君八丸「戦車入刀!!」ケーキ戦車真っ二つにした時から危惧してました(笑)。こんな事してたら「間合い」とか関係ないじゃん!!ですから、殺陣(たて)で何が面白いかって、「間合いの取り合い」なもんで、これじゃー「刀」戦う意味すらない(笑)。何で自分で自分の存在意義をかき消しちゃうかなー…って、僕はズーッと思ってましたもの。そんな事してるから打ち切りの憂き目を見る事になったんじゃん。これは誰が何たって残当な結果ですよ!!

…っていうかねー。この作品は自分の言ってる事言ってる尻から自分で否定しますよねー。今回だって「散体は死ではない(寧ろ悟りだよ)」としたその直後に悟った筈の八丸のコピー黒刀強制散体させられて「悟るヒマも無しかよ」とか言ってたかと思うと、最後に残った一角なかなか散体せずにゴニョゴニョやって「君を守る」(8→∞)でしょ。「悟るヒマなし」何処行ったんだよー!!舐めてんのかよッ!!だもんね(笑)。こんな茶番見て誰も何も言わんのか!?直接言えないならコソっラインでも飛ばせよ!!(笑)「先生、自己矛盾してますよー」って。「武士の情け」だろーよ(笑)。

まー…そんな訳で作品散体した訳ですが、この前フリとして「散体は死ではない」としたんなら大したもんですよ!!全盛期の長州力を怒らせるより難しいーよ(笑)。でも、いろんな設定刀で斬り合う戦闘スタイルそのものを陳腐化させ、剣戟を描き難くしてた大技一発淡白なやり取りしか描けない事実消せないのさ。それがまともな「殺陣」一度も描かれなかった理由なんですわー。連載一年目前「打ち切り」を食らった岸本先生傷付いてるでしょーが、読者も随分と悔しい想いをした。大久保先生はこんなクズネーム清書は大変だったでしょうが、作画の練習になったんじゃーないですか!?

サムライ8 八丸伝 ここはすごく良かったよ!!

さて…最後のパートアタさん八丸やり取りですけど(やっと書けるー)、ここはなかなかいいんですよ。先ずアタさんアンちゃん<ブン>「黙斬り」飛ばしてますよね。これは斬撃に見えないようにアタさん演技しています。ちなみに…剣技の詠唱すらないのとモーション小さいので斬撃としても弱く一角強制散体弱かった…という風にも考えられますが、それは黒刀剣圧剣勢強制散体影響する提示具体的にはアタさんアンちゃんを庇って黒刀浴びた一角(浅かったか…)ぐらいに悔しがる演出必須です。だから描写自己矛盾だと取られちゃうんだけど、それは自業自得であります。

厳しい指摘はこの辺で、アタさんがその後、突っ込んできた八丸(一角)のを受けた後、視線アンちゃんに向けてますよね。この描写アタさん目の動き八丸アンちゃんへの斬撃察知したのではなく、これこそアタさん「誘い」なのであります。「誘い」とはボクシングなどの「フェイント」みたいなもので、もっと上級者になると「殺気」だけで相手に自分の攻撃意図を考えさせ、相手の次の行動を誘導できるのです。この場合はアタさん八丸に(アンちゃんに)「黙斬りを飛ばしたよー!!」的な不安を煽り、八丸アンちゃん庇わせようしたんです。だからアタさんワザ八丸分かるように視線を動かして八丸誘導したのであります。

もし、ホントにアタさん八丸バフる(祈る)目障り殺しちゃおうと思ってたなら「黙斬り」時間差を設ける必要もないし、ましてたその意図八丸なんて初心者あからさまに分かる動き要らないです。鈍(なまくら)を飛ばすとか、普通も斬撃を飛ばせば済む事です。それなのに「黙斬り」アンちゃんに飛ばして八丸「誘い」入れたのは八丸黒刀の斬撃浴びせる為です。アタさん八丸「候剣」を持っている最悪の可能性すら見越して最善手としてアンちゃんデコイ(おとり)にして八丸取りに行ったのです。それがアタさん「誘い」真意であります。初歩的な詰将棋(三手詰み程度)ですが(笑)。

アタさんはここで普通に斬撃アンちゃんに飛ばして八丸注意アンちゃんに向けて、そのを突いて八丸黒刀ぶち込む手もありましたが、それだとアンちゃん傷付いてしまいます。アタさんアンちゃん怪我したり死んでしまったりするのは避けたかったのかなー…と僕は思います。何故なら、アタさんはこの後、八丸アンちゃん会話邪魔しないように見守っております。僕だったら往生際の悪い八丸刀でもう一発入れとくけど、それだとアンちゃん怪我するかも知れないし(笑)。これ見ると、案外、アタさんっていい人だよねーと思います(笑)。早太郎何の役に立ってないのはもう見ちゃダメだよー(笑)。

しかし、どう考えても変だなーと思うのは八丸です。八丸散体後に悟りを開いて不動明王化(精神体化)して「上層次元」に到達して不動明王のネットワークの一部に組み込まれた筈ですよね。だから、○角シリーズを乗っ取ってマトリックススミスみたいに動かせたんだし、竜騎コントロールも奪えたんですよね。それなのに何でステータス値前のままなんですかね。巨大ネットワークデータ使い放題無双できるんじゃーないの?ネットワークだけなの!?二角〜七角なんてアタさん瞬殺されちゃったし、髪の色が変わっておでこに太極図まで刻んだに…八丸不動明王って大した事なさ杉ーッ!!(笑)

それに先にも書いたけど、二角〜七角までが瞬殺強制散体なのに、何で一角だけ死ぬまでに猶予(=悟るヒマ)があって、何でそれをアタさん黙って見てんの!?仲良しかッ!?いちいち描写整合性がなくて、ここなんか直前の描写とですら矛盾があるのに、登場人物の一人としてそれをフォローしようとしないって、もう学芸会以下なー。おまけに二度目の散体する八丸ロッカーキューブ祈ってるのがアンちゃんなのはまー分かるけど、8パパアン兄普通の人間だし、アン兄なんて八丸と何の面識もない人。それが八丸応援するんだとしても…たった3人だけって、えらく少ない人間関係で草。何でこれで「∞」になれんの?!

大体、八丸みたいに何の学びもなく、何の努力もなく、散体しても勘違いで不動明王化して、解脱しちゃたー!!って簡単杉ませんか?そんなら不動明王だらけになってないとおかしーだろーよ(笑)。その前に、普通に考えて八丸みたいなアンポンタンに世界を救われたい思わないんですけど…。こんなのに救われる世界が可哀想です(笑)。ホントならここ…もうサイコー胸熱展開なのに主人公人としてどうかしてるので応援できません!!もしかしてそれで八丸応援するのがアンちゃん8パパアン兄三人だけなの?!それはそれで整合性があるけど、ここはもっと盛るとこでしょーと、打ち切り作品鞭打つケルベロスであります(笑)。

 サムライ8 八丸伝 第42話 次の流れ星 ハチマル ケルベロス 

サムライ8 八丸伝 第42話 次の流れ星 感想⑤

『計画は破棄だ
切り渡した私の侍魂を使え』(カーラ)

(ええい…!!)<ガチャ>(アタ)

「!!」(○丸)

<ズババババ>(アタ)

「ぐああ!!」(○丸)

<ズズズズズズ>(○丸)

「何だ!?」(八丸)

サムライ8 八丸伝 説明はこういう感じで良いんだよ!!

「ロ…ロッカーキューブ!
キューブ宇宙域ではロッカーボールじゃなくて
し…四角柱なんです!」(アン)

※説明はこんな感じに流れの中で誰かが解説すればいいと思いました。今までだったらいちいち流れを切って達麻がウンチクを垂れてましたよね。こういう感じに簡潔に必要な情報を提示すれば何ページも要らない。一コマで充分なのだよ!!こういうので良いんだよ!!ってアンちゃんの説明シーンで図らずも思ってしまいますた(笑)。

<ズズ>

「じゃあこれ…!
散体してるって事か!?」(八丸)

カーラ様の黒刀だ」<ズズ…>(アタ)

サムライ8 八丸伝 カーラさんもだんだんアホになってる説。

「斬った者を
全て強制的に散体させる
次はお前だ」(アタ)

サムライ8 八丸伝 毎度毎度悟らないと転生できないんだー…。

「えげつねーな…
悟るヒマも無しかよ」(八丸)

<ズズ…>(アタ)

「!?」(竜騎が言うことを聞かない?)(アタ)

「!」(アタ)

サムライ8 八丸伝 八丸は自分の鍵から○角シリーズに侵入した…。

(何かあったようだな…)<ブン>(アタ)

※この周辺の描写がスピード感があっていいです!!アタさんの思索にカーラさんとの関係性も見え隠れして非常に多くの示唆を含んでいるように感じます。情報量が多い描写ですね。それとアタさんはここで「黙斬り」を出してるんです。僕はこういう高度な剣戟を待ち望んでいました…が時期遅しでしょうか。ここでのアタさんと八丸のやり取りに関しては次の感想で熱くまとめてみますね(笑)。

サムライ8 八丸伝 ここで黙斬りを出してるんだよねー!!

「アン」(八丸)

「う…うん!」(アン)

「また一から計画をやり直しだ
お前らは斬る」(アタ)

カーラさん八丸の不動明王(精神体となって不動明王の一部になった)察知して「合鍵計画」そのものを破棄してしまいます…が、何故だかカーラさんアタさん「八丸が不動明王になっちゃったよー!!」というように具体的にその危険性を伝えないんです。それが僕はすごく気になっています。事実、八丸によって○角シリーズはあっさりと乗っ取られてしまって、竜騎にもアタさん拒絶されます。それは八丸○角シリーズ龍騎ハッキングしてコントロール奪ったからで、八丸の鍵一瞥したアタさんにもネットワークにおける八丸の優位アタさん気付いていくんです。ここでの温度差の描き方がすごく興味深いです。

カーラさんアタさん情報量の差がある…と申しますか、カーラさんからアタさんに対する情報統制存在している…。ついさっきまで壁にチューブで繋がれ、四肢ばかりか侍魂まで奪われて本当に転がっていた八丸が突然「本質が不動明王(のそれ)」になっていますが、普通は「何で!?」疑問に思いそうだけど、アタさんカーラさん指示されるまま行動して、自分で考えている感じがありません。それでも竜騎アクセスするも拒絶されたところでやっと(何かあったようだな…)という程度に異変を感じていて、咄嗟「合鍵計画」破棄を決めたカーラさんアタさん危機感まるで違います。

八丸があっさり悟りを開いて不動明王になっちゃった…というのが突飛過ぎるんですが、散体しても意識を残し「精神体」となり「上層次元」移行する=解脱(?)は実はすごく簡単です。アタさんくらい優秀ならそのノウハウさえあれば簡単解脱できちゃうんじゃないでしょうか?カーラさんそれが分かっている…つまりカーラさん不動明王しているから、八丸がどのようにして不動明王(精神体化)したのかに触れないようにしているのではないか?と僕は疑っています。カーラさん何らかの理由があってアタさんには不動明王化して欲しくないと考えているのではないでしょうか。

ところで、不動明王ですけど、これは仏教阿頼耶識(あらやしき)という考え方(感じ方?)を当て嵌めると理解しやすいかも知れません。ざっくり言うと「一つの命が一つの宇宙の中で転生を繰り返す」というような考え方があって、「行い」「業」(ごう)として蓄積され阿頼耶識という「識」(=意識、心、生命力阿頼耶識「八識」あるうちの最深層)を形成していると考えられています。それぞれの阿頼耶識存在し、それぞれに時間も法則も個別別々の宇宙という考え方で、それらを八丸不動明王適用すると、不動明王(オリジナル)八丸の明らかな見識の相違、齟齬フラットになります。

人間だろうが侍だろうが知ってる人だろが知らない人だろうが身内だろうが他人だろうが死んでも想い(志)は残り繋がっている…というのが八丸考えた世界の法則…その結果阿頼耶識であります。それが勘違い、或いは思い込みであろうと、散体してハードウェア(=肉体)を失ってもH粒子精神保持されて「精神体」として転生許される…というルール不動明王(オリジナル)定めてまして、それによって八丸転生を果たし自分の阿頼耶識固定できたのです。データ保存する為には必ずハードウェア必要になります。「肉体」という拠り所(ハードウェア)が「H粒子」変わっただけなのですが…。

不動明王繋がる事で情報集積体に蓄積された知識を扱えますし、逆に不動明王新しい知識を得るメリットがありウィンウィンの関係です。また八丸の様子を観察すると意識に関しては解脱前後でほぼ変化していません。それは不動明王のネットワーク一部になったとしても八丸「自我」保持されているとう事です。つまり、防壁介して両者は繋がっているのです。あるいは不動明王八丸の自我尊重している可能性もあります。多分、不動明王八丸並列して存在する阿頼耶識一つなのだと思います。それと不動明王言及していませんが、不動明王繋がる義務本当のところはないものと思われます。

それがカーラさん不動明王に対する認識やそれに起因する危機感フィットします。僕はカーラさんもまた転生者であると考えます。しかし、カーラさん防壁を固め不動明王とは繋がらなかった…。同じ理由カーラさんアタさんにも転生して欲しくないのだと思います。ところで、不動明王カーラさん八丸との違い物質世界関わる為バイスの違いでしょう。八丸自分の鍵起点にそれと接続していた○角シリーズの鍵侵食しました。カーラさんも散体(転生)後、自分が残した鍵起点再度受肉した筈。それに対して不動明王H粒子(彼の三輪身の一つ)として宇宙全体を満たした為に再び受肉する術がないのでしょう。

不動明王がこの宇宙に来てすぐに創ったカーラさん人間族鬼族よりも上位の生命体であろうかと思います。転生後の受肉方法に関しては更なる描写必要です。さて、ここでアタさん一角以外の○角シリーズ黒刀によって散体させてしまいました。八丸「悟るヒマも無しかよ」ボヤいてるように、八丸が乗っ取った個体は「情報体」として固定されずに消失したようです。○角個別行動できているのでそれぞれに八丸のコピーインストールされていた筈ですから個々に転生可能だったのでしょう。しかし、できなかった…つまり、一度悟りを開いても散体毎に悟る(意識を保ったまま死ぬ?)必要があるのです。

状況から判断するなら、八丸の場合は今乗っ取りに成功している○角シリーズ一掃されてしまえば、再び受肉する為には八丸残された鍵を再びロッカーボール差し込むなどの物理的な支援必要になるでしょう。そして、残された八丸の転生の依代(よりしろ)は一角1体のみなので八丸は何気に大ピンチであります。カーラさんアタさん虎の子自分の侍魂切り渡したのは恐らくこの局面想定していたからだと思います。ところで童子斬高綱赤い侍魂でしたけど、黒刀とは違う何かしらの能力があったのかも知れませんね。烏枢沙魔流はそれをマスト回収しようとしてました。童子斬高綱・血吸が今は達麻の手にある…というのも何か意味がありそうです。

ちなみに「転生(不動明王化)」とは明晰夢(めいせきむ)のようなものなのでしょう。夢を見ながら「これは自分の夢だ」というアレです。「眠り」「死」はとてもよく似ています。例えば赤ちゃん眠り際に泣いてお母さん困らせるのは「眠り」が怖いからです。それをお母さん抱っこして赤ちゃんの背中をトントン叩いて子守唄を歌いながら歩き回る寝てしまいます。あれは寝る事そのもの忘れさせるテクニックです。より原始的な命にとって「眠り」とは「死」そのものなのであります。自分が眠っている事意識しながら眠る事難しいです。同じように自分が死んだという認識を持ち死んでも尚意識を繋ぐのも難しいです。

しかし、この世界ではそれさえできれば「散体」しても「死」「死」ではなくなり、意識「情報体」として転生遂げられるのです。「転生(不動明王化)」とは阿頼耶識知覚する事なのであります。ホントにちょっとしたノウハウなので、これを何で不動明王広く告知しなかったんだろうと思いますが、それは不動明王カーラさん懲りていて、八丸のようなどうしようもないアンポンタンの方が御し易いので人選に気を遣っているのかも知れません(笑)。そう考えると不動明王の目的とは情報集積体定期的なアップデートという極めて保守的(?)で世界の安寧とはかけ離れたチンケな欲求に思えて悲しいです(笑)。

 続きまーす!!

サムライ8 八丸伝 第42話 次の流れ星 感想④

「やっと……完成したな
これからお前には大きな役目がある」(不動明王

「?」(八丸)

「行け
私の代わり皆の夢叶えるのだ
今のお前は全てとつながっている
お前の可能性も——

サムライ8 八丸伝 皆んなが皆んな「8」が倒れて「∞」になるさー!!

宇宙の無限と等しく広がっている」不動明王

「!!」(○角)

「何だ…
このステータスは?」(○角)

『オレのだ

サムライ8 八丸伝 マトリックスのスミスだよねー

いや…オレ達のだ』(八丸)

<ガチャ>(○丸)

「!」(アタ)

<ガチャ><スゥーーー…>(○丸)

「髪が…白く…!?

サムライ8 八丸伝 髪の毛が白くなりましたけど

何だ!?何が起きてる!?」(アタ)

<バッ>(○丸)

「!?」(アタ)

<ズパッ>(○丸)

「キャ!!」(アン)

<ザッ>(○丸)

「!!」(アタ)

「お前達……!」(アタ)

<ガッ>

「まさか!」(アタ)

<スパッ>

「ニャン!」(早太郎)

「え…え!?」(アン)

「アン!オレだよ
八丸!助けに来た!」(八丸)

「ど…どういう事?」(アン)

「オレ達全員
八丸って事!」(八丸)

『そいつらは八角に見えるが
本質は不動明王のそれだ』(カーラ)

サムライ8 八丸伝 カーラさんも堪らず口を出してキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

カーラ様!?」(アタ)

不動明王太鼓判(完成したな)が八丸捺されたので、八丸の認識がどうであろうが八丸何事も決めたという意義において八丸不動明王同等の存在になった…という風に無理矢理にでも思い込まないといけない雰囲気ですね(笑)。それはそれでいいとしまして、不動明王が言う「皆の夢」ってですかね?そんなのこれまでに提示がありましたっけ?「皆」っていうのはこの世界の住人だと思いますけど、宇宙の総意というか?皆が夢見るような目標ってそんなの何処で決められたのか?誰かわかる人居ますか?僕も相当注意深くこの作品を読み込んだ積りですけど「皆の夢」って言われましても…何の事やらです(笑)。

そもそも達麻夜叉さん勅命を受けてパンドラの箱とそれを開ける為「7つの鍵」探してたんですよね。そこで50年かけてやっと八丸という「1つめの鍵」が見つかりました。しかし、八丸烏枢沙魔流「合鍵計画」にも関係していてアタさんに狙われる羽目になって八丸捕まって切り刻まれてしまった…。それを侍・七志が助けに来たところでいきなり八丸悟りを開いて不動明王になってしまった…のですが、その中で「皆の夢」が示された覚えはございません。百歩譲ってそれがパンドラの箱だとしても、この世界に住んでる人はパンドラの箱存在すら知らないですよね。葉芽道知らなかったと思いますよ。

やっぱこれも不動明王が決めた「皆の夢」なんでしょうか。それか死んだらそれを自覚していようがしていまいが関係なく全ての生命「精神体」として不動明王に繋がってネットワーク一部となっていて不動明王筒抜けなのでしょうか?しかし、それだと八丸自性輪身として完成して不動明王(=精神体=情報の塊)になったというのが反故にされますまいか?やはり、不動明王の言う「精神体」とはH粒子構成されていて散体しても尚、死んだと思い込まず意識を消さず「上層次元」移行できた不動明王(=精神体)となってネットワーク一部になれる…普通の人間の死とは一線を画す特別な存在であるべきです。

サムライ8 八丸伝 八丸は茶髪!!

まー細かい事はいいとしまして(←エーッ!!??)…全てと繋がって可能性が無限大八丸○角シリーズ乗っ取っちゃうんですけど、その時、○角らの髪「白く」なっちゃうんですけど、八丸の髪ってカラー頁だと「茶髪」ですよね。それなのに何で「白く」なのかなー?と思ったのですが、これは不動明王した八丸の髪の色なのですよね。○角おでこ白抜きの巴文様(八丸は黒ベタの巴文様でした)も不動明王した八丸同じ太極図に変わっています。しかし眼球ネガポジ反転はなくて虹彩通常で、不動明王された八丸完全一致ではありませんが、7体の○角にはそれぞれ八丸意思通っているようです。

サムライ8 八丸伝 太極図

○角シリーズ八丸の鍵能力自らの鍵還元する為鍵同士繋げていましたから、八丸自分の鍵に対して不動明王のネットワークからネゴシエートして、その有線接続していた○角シリーズハックしたのでしょう。恐らくは基本、スタンドアローンの筈ですので如何に不動明王の巨大なネットワークであっても誰彼構わずハックできる訳ではないと思います。それができるならアタさんカーラさん乗っ取っちゃえば詰みですからね(笑)。しかし、八丸○角シリーズ乗っ取るにしても当然○角側からの抵抗があったかと思うのですが、そこは上位のネットワーク強み防壁突破できたんだと思います。

サムライ8 八丸伝 ステータスがまるで進歩してませんが…

それが心配になって助言するカーラさん八角に見えるが本質は不動明王のそれ』という事なのだと思います。今や八丸不動明王のネットワークの一部でありますから、もしかしたら全ての流派の免許すら使用可能かも知れません。八丸にどこまでの権限が与えられているか?が分かりませんが、カーラさん的には危険度が高いから注意した方がいいよ…というニュアンスがあったと思います。ただ、免許が皆伝されていたとしてもステータス要件を満たさない剣技使用できません。八丸のステータス唐突に現れていますが、これは八丸免許ダウンロードされた時と同じで1ミリも進歩してないのがよく分かります(笑)。

サムライ8 八丸伝 流星剣はステータス∞の会得不可能な剣技

これだと使用可能な金剛夜叉流の剣技「剣腕」くらいじゃなかったっけ。そんなんで何ができんの?ってお話ですが、一応、「勇」ステータス数値倍数ステータス(パラメーター)の底上げ可能というルールがありまして、八丸「8倍」だったんですよね。それでこの「8」がきっと横に倒れ「∞」になるんだよー(棒)と言われてましたが、その場合も「カリスマ」「0」がが足を引っ張っています(笑)。「0」には何を掛けても「0」ガッコで習っているので不動明王が何と言おうとそこだけは譲れません。八丸不動明王した事で「カリスマ」だけでもドンと跳ね上がっていたらよかったのに何故だかそのままでした。

サムライ8 八丸伝 ステータスは「勇」の数値の倍数でバフがかかります。

サムライ8 八丸伝 八丸でも発動できるようにって考えたんだろうなー

もしかしたら、「カリスマ」「0」も実は「0.000001」みたいな数値限りなく「0」に近いけども数値としては「0」ではない…という逃げ道を残している可能性があるのかも知れません。どうせ「∞倍」になるんだからどんなに小さな数値でも問題ありませんから!!でも、そんなセコイッ!!(笑)大気剣会得条件「カリスマ=0」オKというのも取って付けた感半端なかったけど、折角時間を掛けて説明された設定の数々なのに子供騙し過ぎて痛い痛いです!!しかし、本当に怖いのはそんな生易しいのではなくて、岸本先生「実はそこまで考えていませんでした!!って事なんですよねー…(笑)。

 続きまーす!!

サムライ8 八丸伝 第42話 次の流れ星 感想③

「精神体はH粒子から構成され
記憶・想い・予感・「義」を宿し宇宙と繋がり
そのネットワークの一部となる

サムライ8 八丸伝 画はいいのよー。お話がめちゃくちゃで残念よー。

サムライ8 八丸伝 英語で漫画を楽しんでみよう!!
つまりお前も
情報集積体の一部となったのだ

だが散体した大抵の者は
己が死んだと思い込み意識は消える
肉体から離れ上層次元に
移行している事に気付く者は少ない

サムライ8 八丸伝 侍魂とキーユニット。それとロッカーボール。

サムライ8 八丸伝 外国では人気あると言い張るツイッター主がいまして…

記憶・想い・予感・「義」も消える事なく
そこにあり続けるのに…

だがお前は散体の前に悟ったようだな」不動明王

「そこまで大げさなもんじゃねーけど
七志って友達が気付かせてくれたんだ

アンの兄さんは死んだそうだけど…
は生きてたんだって

七志となって現れ
兄さんと同じ「義」を持つオレを助けた

アンを助けるために…

感じたんだ
兄さんは死んでるはずなのに
そのは生きているように思えた」(八丸)

「ア…アナタはまるで兄さんだった…
兄さんが私の側に戻って来てくれた気がした…
し…死んでもまだ…じ…自分の「義」守ろうと
してくれてるって…」(アン)

「アンもそれを感じてた

だから散体したって死ぬわけじゃないって
そう見る事が出来た
オレの全部が誰かに繋がってて消えないんだって」(八丸)

サムライ8 八丸伝 おデコのマークが完全なインヤンになりますた。

一個前のパート不動明王「完成された自性輪身は肉体を捨て精神体だけとなる」と言っていました。なので、ここで取り上げる「精神体」とは散体した侍の精神意味していて、侍になれずに死んだ普通に死んだ人間除外すべきかと思います。つまり、アンちゃん亡兄・七志「精神体」としては存在していないと考えるべきです。何だか八丸不動明王やり取りを見ているとその辺が曖昧人間も侍も死んだら皆んな「精神体」として「上層次元」移行する…くらいに八丸思い込んでいるんじゃないかと不安になります。アンちゃん亡兄・七志「志」同じナナシだった現・七志乗り移った八丸感じただけなのですよね。

偶々、同じ街で暮らす孤児・ナナシだったので、八丸を救いに来た七志「志は生きているように思えた」自分の想いを一方的に重ねただけだよね。それはアンちゃん八丸兄を重ねたのと同じで、皆んないいように解釈してるだけで、不動明王八丸説明する「精神体」「記憶・想い・予感・「義」」継承するのとは次元が違うお話であります。そして、それが「悟り」開いたとされる八丸の見解っていうんだから、そんな自分勝手な解釈「完全された自性輪身」になれるっておかしくないですか!?と僕は思います。テスト「答えは(偶々)合ってた」けど「思考過程がまるで分かってない」みたいな感じですわ。

これはマークシート形式」なら問題ないけど「記述形式」だったらアウト!!ですよね(笑)。それでアンちゃん亡兄・七志のようにたとえ死んでも「志」は残るから散体しても死ぬ訳ない!!というような説明八丸はしてますけど、それ自体がもう日本語として意味が分からないし、第41話「侍・七志」八丸「自分がどうあるかは自分で決める」と言って散体したんじゃないですか!?それとも整合性保てなくて、本当に大丈夫なんですか!?心配になっています。多分、たとえ死んでも想いは誰かが引き継ぐ!!みたいな精神論を言ってると思うんだけど、それと「侍システム」「精神体」全く違うものですからね。

ではない普通の人間であっても「志」残るんだから、八丸の全てもきっと誰かに繋がってる筈!!だから散体しても死なない!!という思い込み以外の何物でもない理由ドヤ顔説明するのを不動明王「そこ…ちょっと違うんだけど…」と、何で訂正しないの!?(笑)もうやってる事も言ってる事もめちゃくちゃ!!(笑)それと八丸言葉遣いですけども、やっぱりバカは死んでも治らんのですかね(笑)。僕が神様だったらこんなに救われない魂永遠生まれ変わらないよう輪廻の輪から解き放ってあげ…って、そのお積り不動明王八丸「上層次元」解脱させたんならGJなんですけどー(笑)。

不動明王八丸に対して寛容なのは、八丸真贋(しんがん)に興味がないからなのではないかと、僕は考えています。「侍システム」とは完成された自性輪身=精神体(H粒子から成る情報の塊)を「上層次元」取り込む罠(トラップ)みたいなもんじゃないですか?それで散体した後、偶~に八丸のように「上層次元」に現れた精神体不動明王ネットワークに繋がって情報アップデートしてる…それは人が飯を喰らうのと一緒で、情報集積体としての欲求「情報の収集」として発露してるんではないでしょうか?不動明王内容は兎も角、より多くの情報欲しいだけで、八丸真贋を含めた品質に関して興味がまるでないのです。

リアルのインターネットでもその情報玉石混交です。ファクトチェック利用者が行い必要なデータ使用しています。それに不動明王得られた情報何に使っているのか明かしていませんが、例えば不動明王が僕らのグーグル先生の成れの果てみたいな存在であったなら、利用者存在しない情報ネットワークにあって、それでも稼働していられるのは情報集める事自体目的、或いは自らの存在理由になっている可能性があるでしょう。それだと丸がめちゃくちゃな悟り自慢しようともスルーできると思います。不動明王にしてみれば八丸であっても偶にしか手に入らない貴重な情報の塊なのですから。

サムライ8 八丸伝 八丸の容姿が激変!!

サムライ8 八丸伝 両目は二つの箱のデザインになってるけど何か意味あります?

ところで、八丸の外見不動明王寄せられてますね(笑)。それとアタさん候剣失われた四肢復活し、顔の傷失せています。また背中にサンゴ生い茂って、眼球ネガポジ反転してまして、虹彩パンドラの箱「マンダラの箱」になっています。おでこ巴紋文様陰陽(インヤン)がしっかりと絡み合ったデザインになっています。また体の両脇に無くしたはずの「鍵」(キーユニット)侍魂が浮かんでいますね。不動明王の両脇にはそれがないので、両者は完璧には一致していないのでしょう。まーでも…この作品は説明が多いねー。その説明納得できるならまだいいけど矛盾ばかり滅入りますわー。

 続きまーす!!

サムライ8 八丸伝 第42話 次の流れ星 感想②

「八丸!

何でなの!?
どうして……」(七志)

「!!」(七志)

サムライ8 八丸伝 七志は不動明王の気配を感じた…!?

「……」(この感じは……!)(七志)

「気付いたか

サムライ8 八丸伝 誰がここに来たんだよー!!いつ来たんだよー!!

この次元に来た者は
そう多くない」不動明王

「これって……」(八丸)

サムライ8 八丸伝 八丸が不動明王になっちゃったよー!!

「完成された自性輪身は
肉体を捨て精神体だけとなる」不動明王

サムライ8 八丸伝 英語で作品を読み込む事には多くの気付きがある。

「……
精神体?」(八丸)

「その者が持つ情報の塊

サムライ8 八丸伝 漫画で英語の勉強をしよう!!

散体は死ではない
本来 自性輪身として完成し
情報の塊…
つまり不動明王となる事だ」不動明王

「……じゃあ!オレって これ…
本当に——

不動明王になったって事!?」(八丸)

それで…八丸の方はと申しますと、やはり散体しちゃったみたいです(笑)。ここで八丸還元されたローッカーボールを前に途方に暮れる七志何をか感じています。これは七志「免許のDL」感じた気配不動明王示唆しているのではないかと、僕は思います。七志は明らかにナンバーズ(=名前に漢数字を冠するパンドラの箱の鍵侍)ですから、その免許のダウンロードに際して不動明王との接見プログラムされています。そこまで七志短期間で達する為に彼には優秀な師匠がいなければならないと僕は考察(第41話「侍・七志」)しました。この時、七志八丸ロッカーボール不動明王の存在感じているのです。

それで久々不動明王の登場です。不動明王の口変な形に曲がっていますが、これは左右一本ずつ突き出た「牙」象徴したデザイン不動明王共通する意匠です。当然宗教的な意味もあろうかと思います。それと余談ですが、「H粒子」「H」不動明王「H」だと僕は思ってたんだけど、外国の方々にとっては「Fudo Myo-o」(バリエーションあり)で「F」なんですよね(笑)。ま…多分、岸本先生「Hudou Myouou」お積りだと思いますが仕方ないですね(笑)。それと海外での『サムライ8 八丸伝』評価ツイッターでちょこっと調査してみまたんですが、「面白い!!」とか「最高!!」が多くてびっくりしました。

僕が接触したツイート偏ってる可能性も否めませんが、海外ではそこまで漫画作品に対して深い心理描写人間の成長求めていないんではないかと感じました。この作品をポジティブ評価した人達にはアミューズメント(=気晴らし?)としての嗜好が強いのかなー…と。和風のデザインの侍SF剣劇その割にはチャンバラシーンが少ないけど(笑)…それだけで充分に面白いと感じているのかなー?もしかして僕が作品に対して求め過ぎなのかなー…と不安になったけど(笑)、僕は岸本先生NARUTO -ナルト-骨の髄までしゃぶった者としてやはりそれと同等のクオリティ待したいと思います。

A Perfected incarnate body leaves the flesh behind...
...To Become nothing but a Spiritual being. (Fudo Myo-o)

......Spiritual? (Hachi maru)

The amalgamation of all information the individual possesses.

To Discorporate is not to die.
In It's Original Sense, It Means to complete one's incarnate body.
To Become a mass of information...
In other words, To become Fudo Myo-o. (Fudo Myo-o)

 それと最近は英語訳のセリフ読むようにしてて非常に興味深いので紹介させて下さい。「incarnate」「転生する」ユーミンさんの楽曲聞き覚えがありました。完成(Perfected)された自性輪身(incarnate body)肉体を捨て(leaves the flesh behind)…というところ…とても上手く訳したなーと思いました。この訳し方から難解「自性輪身」向かうべき先見えた気がします。ぶっちゃけ、不動明王人間情報集積体押し上げる為「侍システム」(ロッカーボール)を創出したという事が今回提示される訳ですが、その意図英語だとよーく分かります。こういうのを見ると非日本語作品を楽しむのもアリだと感じます。

「その者が持つ」(the individual possesses)「情報の塊」(The amalgamation of all information)とか唸ったもんね(笑)。週ジャン本誌を見て「ここどう訳すべき?」考えながら読むんですけど、こういう英訳先々まで考量しないとこういう風には訳せないです。これは英語の勉強にもなると思います。それに続く「散体は」(To Discorporate)「死ではない」(is not to die)でも「散体」「Discorporate」としたんだー。「corporate」反対(Dis-)ですね。バラバラにした…みたいな感じ方ですね。精神と肉体を分ける…解釈でしょうか。この辺は宗教観が絡むのでしっかり考えた事でしょう。

その後に続く「自性輪身として完成し」(It Means to complete one's incarnate body. )「情報の塊…(になるという事は)」(To Become a mass of information... )からは不動明王目線「情報集積体」「A mass of information」読み取れます。つまり、不動明王いろんな情報が寄せ集められた「状態」「侍システム」を使って創り出そうとしてるのが分かります。これはこの先をより深く理解する為大きな気付きになると僕は確信します。それと非常に蛇足ですが「In It's Original Sense, 」(本来の意味では)「In other words, 」(言い換えると)よく使うので覚えておくといいなーと思いました(本当に蛇足)。

さて物語の中身に進むと…八丸本当散体してしまったんですね。それで不動明王存在する「次元」…というか、これは「階層」ですよね。そこに到達します。これは一種の「解脱(Liberation)」なのかな…と個人的には思いました。不動明王曰く八丸「自性輪身として完成した」という事なのですが、えらくやっすい(=簡単な)悟りだなー…(笑)。また「この次元に来た者はそう多くない」不動明王は言いますが、八丸みたいななーんもやって来なかったアンポンタンでも来れるのに何言ってるのか意味が分かんない!!(笑)日々精進し一生懸命修行を重ねた侍がこれ見たら絶対に怒りますよ!!(笑)

サムライ8 八丸伝 情報集積体だ

しかし、「そう多くない」って事はここに来た少数だけど他にも居たんだー。それは誰なんだろう?その侍は今、何をしているんでしょうか?それが金剛夜叉流の夜叉さんや烏枢沙魔流のカーラさんだったりして?!でも…もしかしたら、人間の意識「情報集積体(A mass of information)」…ちなみにこれを第35話「侘び寂び」では「Information aggregation」と訳してて不動明王と新規は違う意味がありそうで興味深いです…に昇華させるのが「侍システム」目的であって、向こうの世界(八丸達の世界)はどんなに悲惨な状態であれ「侍システム」維持できればオKだと不動明王考えて行動してるなら、八丸達にとっての巨悪倒すべき敵不動明王だと思えるんだけど…。

 続きまーす!!

サムライ8 八丸伝 第42話 次の流れ星 感想①

<スッ>

「これは…逆だ」(一角)

「逆?」(二角)

サムライ8 八丸伝 これは「吸収」ではなく「統合」だよ!!パンドラの箱だよ!!
「オレ達が
八角に吸収されてるんだ!!」(一角)

 一角~七角内なる宇宙において八丸の能力還元が行われていましたが、一角らキューブの欠損(黒い穴)が一向に埋まらず、代わりに8個のキューブ寄せ集まり大きなキューブ(正六面体)が組み上がって行きます。一角はそれを見て八角に吸収される」焦っているようですが、別に吸収されてないよなー…と僕は思いました(笑)。烏枢沙魔流「合鍵計画」フルタ博士(8パパ)が拵えたデザインチャイルド一角~七角で、その時、アノマリー(anomaly)として八丸発生しましたが、きっと彼らの原本になる素体(「パンドラの箱の鍵」の素養を備えた剣士)が存在するんだろうと僕は思います。

そもそも彼らは一個の個体だったんですよ。その個体の「箱の鍵」に関わる遺伝子配列「鍵穴」に合わせて変化させて一角~七角(○角シリーズ)造る…それが「合鍵計画」骨子だったのでしょう。この時、烏枢沙魔流「棘星=マンダラの箱」確認していて、当然その何処かにある「鍵穴(キーユニットが挿さる穴)」…を確認していたのだと思います。先ず「鍵穴」ありきでないと、その「鍵(=キーユニット)」デザインできません(汗)。恐らく、烏枢沙魔流天然の「鍵」である剣士確保していて、その剣士遺伝子情報素体にして○角シリーズ生産したのだと思います。そして、それは○角みたいな少年だった…。

元々、○角シリーズ一個だったと考えれば、今、○角シリーズ内なる宇宙で起こっているキューブの集結八丸による○角シリーズ「吸収」ではなく「統合」であると、僕は思います。一角~八角(八丸)キューブが寄せ集まる大きなキューブとは一個から一部を改変されて複製された個性の集結意味していて、これによって歪だった(…と思われる)八丸を含めた○角シリーズの個性(性格や能力)が統合されて、主に八丸にあった問題解決されていくのではないかと、僕は考えます。また「箱の鍵」としても一本化されて、マスターキー「全ての鍵穴に適合する鍵」完成する可能性を感じます。

しかし、「棘星」「マンダラの箱」であると同時不動明王「ロッカーボール」でもある訳です。それをどう解釈するか問題も残るかと思います。箱の開け方…と申しますか、「7つの鍵」がなければ蓋が開かない「箱」である「棘星」同時「ロッカーボール」あるとするならば、その何処かには切腹刀」刺さっていて、それによって適合者切腹したらどうなるか?という疑問であります。僕は「棘星」何処かに刺さっている切腹刀」を見つけ出した何者か切腹の儀」行う展開残されているのではないかと期待しています。そして、それができる可能性最も高いのは苺ちゃんです!!

サムライ8 八丸伝 苺ちゃんは「棘星」を使って元服する!!
苺ちゃんには心眼備わっていますから、「棘星」何処か存在する(かも知れない)切腹刀」だって見付けられるでしょうし、何より花一さん「(苺ちゃんは)銀河一強い侍になる娘だ」(第36話「花一と五空」)と太鼓判捺しています(笑)。明らかに苺ちゃん花一さん期待する最終兵器・彼女なのですよ。きっとそうなる為の「覇王の卵」ベルセルク)が「棘星」不動明王のロッカーボール)なのだと思います。それに苺ちゃんはまだ生身の人間です。侍の構造から切腹の儀」一回こっきりの二度漬け禁止切腹しても傷口が塞がるから)ですので、苺ちゃん三打しかその余地がないのでハチマル一も二もなく苺ちゃん推しです!!(笑)

 続きまーす!!

サムライ8 八丸伝 第41話 侍・七志 感想余話

人生とは「川を流される木の葉のようだ」と、僕は常々考えております。ハチマルの記述「木の葉」検索したら2件引っかかりました(笑)。どちらも少々お怒り気味で書いてるので、『サムライ8 八丸伝』お話の中で岸本先生考え方の相違があったのでしょう(笑)。簡単に説明すると所詮、人は川を流される木の葉みたいに無力で魚のようにスイスイ泳いで好き勝手できる自由なんてないんだよー…っていう救いのない考え方なんですが、木の葉ジタバタすれば若干向き変えられジッとしてたら見れない景色を見れたり、川の分かれ目で運が良ければ違う流れ掴めたりもする…その程度の自由あるというお話です。

逆に言うとそれっぽっちの自由しかないのが人生なのであります。夢と希望に溢れる少年少女には誠に申し訳ありませんが、人生なんて道程行き先も何もかんも予め決まっててつまらない…とても退屈な物語なのであります。極々稀に流れてる川に橋を架けたりダムを拵えたりするとんでもない木の葉が居たりしますが、そういう人は特別将来教科書に載るような偉人さんであります。殆どの木の葉たち何もできずに流れに乗っかっているだけです。でもその中にあってもジタバタ足掻いて自分の向きくらいは変えられます。そしてジタバタ性懲りも無く足掻いた木の葉だけちょっとだけ違う景色拝めるのです。

まーでも、僕の知る限り宇宙を飛び回って大冒険してる子も見た事ないですし、よくある週ジャンの主人公みたいな子も当たり前ですが居ません(笑)。そこそこお金を稼げるようになっても住宅ローンや子供らの教育費やらで、帰り道のセンベロ(本来は1000円ちょっとでベロベロに酔えるセットメニューの筈が実際には軽〜く酔った気分になれるセットメニューですかね)が唯一の贅沢だという人が沢山います(笑)。それに人生なーんもしなくてもそこそこ捗ります。だって川を流されているのですもの(笑)。でもそれで我慢できないのがまた人情で、ちょっとは自分の向きたい方向いてみたいと思うものなんですよ。

どうにもならない人生であっても、それをどうにかしようとして人は踠(もが)いて足掻(あが)いてジタバタしている訳です(笑)。そうやって僕らは生きているのです。それは自分で考えるという事。今、自分にできる事必死に考えているんです。それが「主体性」であります。は与えられたほんの少しの自由をどうにかして活かそう考えるべきなのです。めちゃくちゃ不自由自由なんてほんの少ししか与えられてないけど一生懸命考えてジタバタする…それが生きるという事なのだと、僕は思うのです。「主体性」を持って川の流れに身を任せてこそ、生きているのだと僕は思うのです!!

サムライ8 八丸伝 宇宙そのもの

サムライ8 八丸伝 生き死に

不動明王「侍のシステムを作り後世に託した」としています。そしてパンドラの箱「マンダラの箱」自分の力封印した…と。これは「後は君らでよろしくやってよ!!」って意味だと思うんですが、そんな事を不動明王自身言っちゃいけないと僕は思うんですね。もっとジタバタしなきゃ!!って(笑)「私は生きているとも死んでいるとも言えるパラドックスの…」とか言ってるじゃないですか、自分の生死すら分からないのは不動明王ジタバタせずに流されてるだけだからです。つまり、不動明王は既に「主体性」失っているんです。それは生きてはいないという事。不動明王もう死んで(い)る…のです(笑)。

サムライ8 八丸伝 不動明王はもう死んでいる

そもそも不動明王が作り上げたこの世界随分です(笑)。間に合ってなくても間に合ったと言い張るし、相手がどう思おうが自分で決めちゃうし、死んでるか生きてるかも、世界の在り方すらも好き勝手に決められるんですよ!!そんなの自由ではなくて秩序がないだけです。強情な方優位に立てるシステム故に譲れないだけなのですが、そんなの嫌だからカーラさん御破算にして一からやり直そうとしてるんですよ。それは極めて正常な行動です(笑)。カーラさんのは主体性のあるジタバタです(笑)。まー不動明王身動きできないから「後は頼んだぞ」なんでしょうが、僕はカーラさん支持しますね(笑)。

カーラさんどんな世界構築したいと考えるのかが示されていないのでもっと酷くなる可能性もありますが、不動明王よりはマシかと思います(笑)。不動明王「不完全だから美しい」決めた(=プログラムした)んですよね。だから「そのままでいい」という解釈になるのでしょう?僕はそれが人生においてジタバタしていないのだと思えるんです。価値観(プログラム)の違いなのでしょうが、常識的には「不完全」だからこそ「完全」目指し自分で考えてジタバタするのだと思います。それが生きるという事なのだと僕は思うのですが、この世界違うんですよ。何もしないでも世界の方が都合よく変わっちゃう(笑)。

サムライ8 八丸伝 ファイナルアンサー

でもそれが八丸だけならギリ…破綻しませんが、もしも「俺も俺も!!」になったらもうめちゃくちゃになります。つまり、このシステム維持する為にはただ一人の願望のみ世界反映するしかないのです。前回はそれが不動明王だっただけで、今度はカーラさんシステムハックしようとしてるのを不動明王達麻らを使って阻止しようとしてるだけなんですよね。今ある世界人々を幸せにしてるんなら何も言いませんがそうじゃないですし、少年少女「世界(人生)ってこんなにチョロいんだー!!」とか勘違いしたら困るので、僕は全力で否定したいと思います。「侘び寂び」なんて糞食らえ!!だと(笑)。

 サムライ8 八丸伝 第41話 侍・七志 感想余話 ハチマル ケルベロス

サムライ8 八丸伝 第41話 侍・七志 感想⑦

(オレが…不動明王に……)(八丸)

お前の両面を知っていれば
どう見ようとするかはその人によるものだ
大切なものは目に見えぬ
まやかしが本質を曇らせる

だが気付いていないのだ
本質をまだ見ぬレベルになければ
認識できない
自分の事をそれこそどう見るかだ

「死んだ猫」かはたまた
「生きてる侍」か
お前達が決める事だ
どう見せるかも

サムライ8 八丸伝 不動明王の語録集

今の私は生きているとも
死んでいるとも言える
パラドックスの中にあり
お前の見方次第で決まる

思い込みで閉じ込めている
箱のフタを開ける鍵は
己自身が握っているものだ
お前の可能性は
無限と等しく広がっている

  サムライ8 八丸伝 このまま散体して帰って来んな!!

「そうか……
そういう事だったんだ…
七志…ありがと
気付かせてくれて」(八丸)

「!!」(七志)

<ズオオオオオ>(八丸)

「八丸!君…
散体してるよ!!」(七志)

サムライ8 八丸伝 ここで七志まで追っかけ散体しなかったのが不思議(笑)。

「心配すんな
自分がどうあるかは自分で決める

不動明王のように
死んでるか生きてるかも
オレが決める事にすんだからよ…」(八丸)

<ガチャ><ガチャ><ガチャ><ズズ…>

サムライ8 八丸伝 パンドラの箱登場!!

「穴が埋まらない!?
一体どういう事だ!?
合体していくぞ!」(○角)

七志八丸より短い侍歴において恐らくは非常に濃密なスケジュール修行に励んだのだと思います。だから、高速で移動する敵艦気付かれずに接近でき、剰え自性輪身駆使して敵艦潜入まで果たせたのであります。若干、侍魂の真剣化稚拙な部分を残しておりましたが、この短期間にここまで仕上げたのは大したものです。何より、七志単身(キーホルダーAIのサポートはあるものの)で重大なミッション遂行しようとしているところに七志独立自尊の精神が感じられます。これまでほぼほぼ観客合いの手要員だった八丸とは真逆の上出来さでありまして、読者としても七志の言葉には力を感じます。

八丸はと言うと口では「諦めてなんかねーよ!!」と言っておきながら、その直後「伝説のオレの師匠ですら勝てなかったような奴だぞ!」と自らを速攻否定するパラドックス状態です(笑)。もうすでにポッキリ折れていて、これが義常ムジンさんだったらとっくに散体してるレベルです(笑)。八丸くらい思い込みが激しい鍵(キーユニット)抜かれようが、侍魂奪われようがパカパカ開くハリボテの体のみになっても自我すら保ち続け決して散体しない不動明王プログラムした侍システム「死なないパラメータ」(←もしあるなら…)において八丸最強なのです(笑)。

ところで七志「義」「勇」に関してですが、八丸なんていうクズアンポンタン依存しているのはハッキリ言って危険です。七志八丸「一生助ける事」がその「義」でとしていますから、八丸「君(←八丸)、散体してるよ!!」<ズオオオオ>となれば一緒に散体してもおかしくないからです(笑)。でも、ま…ここで七志八丸の散体(?)に引っ張られ後追い散体しなかったところを見ると、七志八丸「一生助ける」のもその(自分の為に…)くっ付くのかも知れません(笑)。七志先々まで見通して生きているのではなく、今この瞬間を全力で生きているだけ…。

七志には居ませんが、八丸チラッ七志を見て、「ありがと」一言でも発してくれればそれこそ「勇」満タンなのであります(笑)。一個前の感想でも書きましたが、七志の姫間違いなく八丸なのです。七志にとっては八丸ちょっとした仕草すら「勇」を贈る祈り相当する…これこそ「恋」の力なのです。そして、もしこの「恋」なくなってしまたら…なんて先読み「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」なので(笑)、非常に危険ではありますが、七志「義」「勇」在り方につきましては僕も認めざるを得ません。七志なら八丸居なくなってもきっと大丈夫よ(笑)。

下手したらメンヘラ一直線七志「義」「勇」ではありますが、若い時に斯様な経験を積むのはとても大切です。命懸けの恋なんて!!そんな経験ができる事自体羨ましいです。七志命懸けです。だって切腹したんですもん!!八丸一緒にいる為に、八丸助ける為七志になったんですもん!!そして、八丸大ピンチに合わせていろんな準備を重ねてきっちり仕上げて来たのであります。そしてたった一人敵陣果敢乗り込んで来た!!そんな七志だから読者納得できるし、一番厄介八丸ですら納得して散体(笑)「そういう事だったんだ…」悟りを開いちゃった訳だ〜ァ!!

サムライ8 八丸伝 オレ決めは勝手だけど、誰も共感しませんから(笑)。
でも、でもでもでも…です!!八丸は今まで何して来たんでしょうか!?何もかんも周りの人がやってくれて、週が変わったら八丸別人化して、問題があっても何故だか相手が謝って無かった事になっちゃって、学び気付きなくここまで41週無為に過ごして来て、ここに来ていきなり悟られて…誰が納得できるかっちゅーの!!(笑)確かに八丸無知蒙昧(むちもうまい)が故に「死なないパラメータ」Maxではありますが、思い込みの強さだけで悟り開かれても、そんなめちゃくちゃな世界に誰も興味ないし、感情移入できませんて(笑)。それこそ他所(別の宇宙)どうぞ…です(笑)。

八丸何も為していません。何も為していないから何も学べていません。何も学んでいないから何も気付けていないのです。八丸七志の言動感化されたのは七志何か為し、何か学び、何か気付いて来たからです。それこそが七志にあって八丸にないものなのであります。ここで何も気付いていない八丸がいきなり「宇宙の真理」目覚めてもパラノイアの発作じゃん!!(笑)こんなの…お薬増やしておきますねーとしか言えんて(笑)。それが如何にも八丸らしくはあるけど…自分が強く念じれば世界の方が変わってくれるとか甘えてんじゃねーよ!!何も為さず、何も学ばず、何も気付かないでも自分の願いだけ成就させて貰おうなんて虫が良すぎるわ!!

 サムライ8 八丸伝 第41話 侍・七志 ハチマル ケルベロス 

サムライ8 八丸伝 第41話 侍・七志 感想⑥

<ギン><ギン><ギン><ギン><ギン><ギン><ギン>

サムライ8 八丸伝 七志は八丸が好きなのだ。理由なんて必要ないぜ。

「何で…俺なんかのために
そこまで……」(八丸)

<ギュッ>(七志)

<スッ>「君は
ボクの最初の友達だ
そしてボクの夢を
侍としての「義」をくれた

サムライ8 八丸伝 侍の「義」とは人生の目標…生きている意味なのだ。

君を一生助ける事が
ボクの「義」!」(七志)

「ナナシ…お前…」(八丸)

「…確か君は
流星の不動明王のようになるんでしょ!?
願いを叶える次の流れ星に!」<ギン>(七志)

「…こんな
…こんな今のオレを見ても
まだそんなことを……」(八丸)


「いや…信じてるよ!
だってそう思わせてくれたのが君だから

ボクにとってはもう
侍になる願いを叶えてくれた
不動明王にしか見えないよ」(七志)

『サムライ8 八丸伝』を読んでいて「そうだ」と思える事もあるし「そうでもない」とも思える事があります(笑)。僕は八丸「師匠がどう思おうが失望されたかどうかはオレが決める事にするよ」というセリフを聞いて「意味わからん!!」(ビューティ風)と思うし、八丸がどんだけ忘れてようが、どんだけ意味も分からず喋っていようとも、それを七志一言一句拾い上げ、全てを噛む砕き飲み干し五臓六腑に染み渡らせて人生の糧にする様を見て「その通りだ!!頑張れ!!」と思っています。つまり、八丸がやるとダメだけど、七志がやるとオK…になってしまうのだけど、この違いは何なんだろう!?…と。

僕は基本的に八丸みたいに自分勝手でガサツで行儀が悪くて無神経でクズでカスでDQNな子嫌いです(笑)。だから、八丸が何をしても気にくわない…というのはあるにはあります(笑)。それを充分に自覚した上で物語を俯瞰しつつ公正な立場に立って八丸七志比較してみても、やはり八丸考え方や行動容認できません。それに対して七志セリフや行動物凄く共感できるのであります。これに関しては僕の好き嫌い感情云々ではなく、二人の行動原理決定的な違いがあるのではないかと思います。もう一度言います。僕は七志支持しますけど、八丸支持できません。そしてそれと好き嫌いは全く関係ありません。

七志八丸との出会いによって引き籠り脱っせました。それは何でかと言うと、ぶっちゃけ…八丸を好きになったからです。八丸出会い、恋に落ちあわよくばケーキ入刀を果たし八丸と結ばれたいと思っています。これは七志人生のロードマップ目的であります。それを七志侍としての「義」据えているのです。八丸「一生助ける」と。きっと、八丸出会うまで七志そういう風に思える人居なかったのでしょう。七志が引き籠ってたのは自分の全てを賭けて関わりたいと思える対象見つからなかったからなんだと思います。僕は七志のこの感情に対してとやかく言う積もりはこれっぽっちもありません。

七志八丸出会えたのであります。そして、好きになってしまった。これは七志の恋なのであります。それに理由を求めるのはそれこそ野暮というものです。何故なら、これこそが「運命」だからであります。「運命」理由などないのです。七志八丸出会ってしまった。それだけでいいのです。それだけで七志八丸好きになってしまった。理由があるのだとしたらそれは「出会ってしまったから」なのです。これはもう…幾度も恋を重ねて酸いも甘いも噛み分けたおっちゃんとおばちゃんには分かる分かりますよね。理由なんてないのよ下手したら意味すらないのよー(笑)。理不尽誰かを愛する生き物なんですよ。

誰が見てもどうしようもない八丸ではありますが、七志にとっては「白馬に乗った王子様」良いのであります。八丸の存在七志支え、何よりも豊かにしているのです。七志勝手に、一方的八丸愛し…尽くしたい願っているだけ。でも、それが七志「義」であります。それが七志「勇」すら構成する…その意味において八丸七志「姫」でもある訳です。これはもう誰が何と言おうと余人が口を挟める道理がない七志定義する七志の世界なのであります。それ故、七志八丸不動明王…つまり、「神」だと言っている訳です。これはこれで七志「オレが決める事にするよ」であり、僕も一応…納得できるんです(次で補足します)。

しかし、それは僕が八丸嫌い七志好きだから…という理由ではなく、七志にはあって八丸にはない何か分水嶺なっております。この世界の理屈は僕にもよく分かりました。確固たる意識弱い意識押し退けて実現する世界です。間に合ってなくとも間に合った言い張ればいいし、誰がどう思ってもそれよりも強い意識上書きすればそれが現実になる。そういうプログラム不動明王書き残したのです。でも、七志それすら上書きする勢い人生を歩んでいます。今一度、僕らも侍・七志よく見るべきなのであります。彼が何を想い、今ここに居るのか?何を訴えているのか?それがとても大切…。

 続きまーす!!(ここで気付けるか気付けないかが読者の分水嶺だよ)