ハチマル

週刊少年ジャンプで連載中の『サムライ8 八丸伝』を考察するブログです。

サムライ8 八丸伝 第2話「空からの訪問者」感想①

「タコ焼きうっめ〜〜〜!!!<モグ><ハフ>
こんなにうめーーもんが<モグ><ハフ>
この宇宙にあるとはァァーーー!!」(八丸)

「ん?…初めてか…?」(達麻)

「こいつはアレルギーが多くて胃も弱くてな…
消化にいいリンゴと決まった流動食しか口にしてこなかった

で…何で初めて食うのがソレだ?
もっとそしゃくしやすいのがあっただろ?」(パパ)

「かみごたえ!!そこ!!」<パク>(八丸)

「タコ足八本
タコ焼き八個に
それ食う八丸

末広がりで縁起がいい!」(達麻)

「オレはもうガリガリのつまようじじゃない!
これからは何だって食べちゃうぞ!!」(八丸)

第二話来ましたねー!!しかも33頁とな!!頑張りましたね!!大久保先生!!岸本先生!!しかし、まっ…あまり飛ばしすぎてバテません様に。先は長いです。何やら噂によると2年分のプロットがあるとかないとか。それが正しいとすれば100話くらいのボリュームじゃないでしょうか?今回のお話を読んでみて想像してたよりもお話が性急に進まずにゆったりとした感じだったので強ちガセでもないと思いました。何とか軌道に乗ればいいな…と僕は思います。

それでは冒頭から、いきなり僕はびっくりしてしまったんですが、八丸が<パク><パク>と食事してる!!不動明王の慈悲・ローッカーボールにより侍として再生した八丸。ロッカーボールとは「小さな星」であるから飲食や排泄、呼吸といった全ての生理を内包していて単独生命の一切合切を賄えるのでは…と、僕は想像していたんです。何せ、そのままの姿を宇宙を歩けちゃうんですから!!兵站(補給)が必要ないから何処へだって行けると安心しきってたんですよ(汗)。

それをこんなにも美味そうにタコ焼きなんて食べちゃってるので心配事が増えちゃったじゃないっすか(笑)。でも、まっ…今まで出来なかった普通の食事や食物の食感や香り、味わい、喉越し…を八丸は生まれて初めて楽しんでいるのかと思うと、きっとそれも不動明王の慈悲で、栄養補給や生命維持とは別に純粋な享楽を、八丸が今もネトゲを楽しむのと同じレベルで残しているのかな…という風に考えることもできるでしょうか。

ローッカーボール…不動明王の試練とは「勇」の在り処に集束するので、人が与える…と申しますか、残すのは「精神性」と言えるでしょう。しかし、それは人の「心」だけではないと僕は考えています。陰陽論における「陰」(精神)と「陽」(肉体)の内、ロッカーボール「陽」を提供していると考えられます。そして試練を経た人は一度死に「陰」のみの存在…つまり「精神」を提供して受肉する。それがキーユニット本質であろうという考えです。

「心」というのは簡単に言うと「脳の機能」です。死んだ人間の頭を開いて「心」何処ですか?と訊いても何処にもない。それは生きた証のようなもので、乱暴な言い方をすれば「記憶」と言い換えるのもアリかと思います。しかし、それだけではないとも思うんです。もっと人は先天的な考えと言ったものを与えられている筈です。僕はそれを「本能」(=無意識の記憶)だとも思うし、もっとオカルト的に欲張れば「魂」なんじゃないかと考えています。

僕はこの類の話になると止まれなくなってしまって、ちょっとヤバい人と思われがちなんですが、実際かなりヤバめの拗らせ系かも知れません(笑)。でも、「魂」は確かに存在してその人を形作っているように思うんです。このお話でも後半のパートでそっち系のお話が出てくるので予め、そんな事をケルベロスは考えているんだなー…くらいで良いのでお含みおきください。確かに変な事を言うおっちゃんですが、決してツボとか水晶の販売は致しませんのでご安心召されよ(笑)。

まっ…そんな訳で八丸はそのに在る「勇」を示し、不動明王の試練を見事にクリアして「侍」としてこうして地に立っている。美味しいものを喰らい、行きたい所に行く。これまで不自由な生活を強いられていたのだけれど新しい…のか?或いは本当の…なのか?兎に角、八丸自分「心」で決め、「手」にした刀で自分の人生を切り開きながら、自分「足」で歩んでいるのです。僕はその姿にこそ「生」を感じる。これが「生きる」と言う事なのだと!!

もっと言うと、歩めなくてもいい。掴めなくてもいい。そういう物理的、外観的な事ではなく「心」というか「魂」満足を重視しています。ちょっと分かり難いかも知れないけど、それは想い「主体」が何処に在るか?!という事。そして、それに気付けるか否かで人生は大きく変わると僕は思うのです。話がかなりあっちの方に行ってしまいましたが、それらを感じやすい身体八丸は得た訳です。そして今、皆さんが見ている八丸を形作るのはここで分かり難い説明した事共なのだと、心の片隅に置いていただけると、僕はとても嬉しいです。

まったく…僕の記述はよくよく脱線します。まるで…底抜け脱線ゲーム(ふ、ふ、古ッ!!)みたいなもんなのでできるだけ早く慣れてくださいね。それとケルベロス趣味料理です。そして粉物お好み焼きなんか絶品ッ!!)が何より得意な僕としては八丸大好物タコ焼きをいつの日か必ずスピンアウトで記事としてまとめますんで楽しみにしていてくださいね。本当に美味しくて、八丸みたいに<ハフ><ハフ>して食べるとお酒が進む進む。でも、少年少女はジュースにしておいてね!!

 オトナになるまでは(笑)。

  続きまーす!!

 

   ケルベロス