サムライ8 八丸伝 第28話 免許皆伝 達麻 感想⑤
<ガッ>「くっ!!」(弁形)
<ドッ>
「!」(達麻)
<ギキイ><ゴウ>
<ドッ>
<フッ>(達麻)
「!!?」(速いっ!!)(弁形)
<ギン><ギン><ギン><ギン><ギン><ギン>
「これが宇宙戦か!!」(八丸)
「鬼ごっこは終わりだァ!!
ウオラァ――――!!!」(達麻)
(金剛夜叉流・鬼津津鬼!!)<ドドドドド>(達麻)
<バアッ>
「ぐっ…!!」(弁形)
「師匠が…勝った!
よしっ!!」(八丸)
達麻の洋犬(鎧)にはお金持ちの家の天井でクルクル回ってる大っきなファンみたいのが付いてて、それが盾(シールド)になって身を守りながらブースターを噴いて機動できるんですね。僕はファーストの本放送から「機動戦士ガンダム」のファンで、Z(ゼータ)でアムロとシャア(クワトロ・バジーナ)が再会したシーンでは毎回…秒で泣ける自信のあるガノタを自称してますが、達麻の洋犬(鎧)のデザインは好きです。背中から胸に例のお金持ちのファンの芯が突き刺さってるのも好き(笑)。若干、稼動部分のヒンジが存在しないのが残念ですが、それはこの作品の世界観において一貫した意匠なので我慢するしかないですね(笑)。
本当に余談で申し訳ないんですが、僕はガンダムに登場するMS/MAで一番大好きなのがヤザンが搭乗したギャプランが大好きなのですよ!!あれは両腕にブースターシールドを装備してますが、宇宙戦の機動兵器として個人的に理に適った構造だと思うんですよ。達麻の洋犬(鎧)もそれと似た用兵思想で、攻防一体のデザインですごく好きです。もしガンプラみたいな感じでサムプラが出たら買うかもね(笑)。僕の寝室には「積みガン」といって買ったまま作らずに置いてるガンプラが何十箱もあってカオスなんですー。老後の楽しみにと思って…レアな年代ものを多数取り揃えており〼
それは別にアレですが、八丸が「これが宇宙戦か!!」と驚いてますけど、この世界では侍同士が戦うのでしょうけど、最終的にはガンダムのMS/MA戦みたくなっちゃうんですかね。しかしそうなった時に刀で斬り合う意味ってあるんですかね。例えばエネルギー問題が存在しなさそうな世界観なので高出力のレーザー砲で射抜くとか、百式のメガランチャーバズーカ…もっと大きく振りかぶってソーラレイシステムで焼き払っちゃう!!とかした方が効率良くない!?と思うんだけど、そこはそれ侍のアイデンティティと申しましょうか、刀で斬り合う意味というものを探さねばならん訳だ!!
ところで、弁形の鬼若丸(鎧)にしても、達麻の洋犬(鎧)にしても、武器は侍魂じゃーなさそうなんですよね。鬼若丸なんて刃(ブレード)が両手両足に組み込まれてるしー。洋犬(鎧)も通常の刀のようだけど、どう見ても侍魂ではありません。でも、侍の鎧って普通の刀では斬れないんじゃなかったけ?…って事はこれらは普通の刀じゃーないって事だ。それか達麻が洋犬(鎧)で金剛夜叉流の剣技を発動してるように特殊なプログラムを刃を媒介にして相手の素粒子間の引力をコントロールしてるって事なのだろうと思いますが、その説明をする前に先ず…今の銀河の状況を理解する必要が…(ry
「!?」(これは…)(弁形)
「くっ…」(体が再生していかん!)(弁形)
「お前ェ…
「候剣」を!?」(弁形)
<ズズズ>
「オレァ
免許皆伝だぞ」(達麻)
<ズッ>
「習得してて当たり前だろが」(達麻)
「もう元の体には戻らねェ」<ガッ>(達麻)
「ぐっ!」(弁形)
「オレの右目の傷と同じだ」(達麻)
<ジジィ>
洋犬(鎧)の鬼津津鬼(キツツキ)で鬼若丸(鎧)は沈黙しちゃったんだけど、そんなに突っつかなくたっていいだろーッ!!!と思ったけど、これは「候剣」で再生を阻害するのが目的だったようです。これまでも星位大将軍のムジンさんに無数の刀傷があったり、イケメン達麻の右目にも刀傷があって、何で再生しないのーと思ってはいたんですが、再生できないように斬る技(プログラム)があるよーデス!!(ウィークエンダー風)達麻が免許皆伝だから「習得してて当たり前」と言ってるので、これは間違いなく「剣技」です。つまり、「候剣」というプログラムなのであります。
そして、それを弁形が普通に知ってるようなので侍の世界では一般的な知識であるようです。しかし、こんな危険な剣技があるのに達麻は何でそれを八丸に教えなかったんでしょうか?多分、八丸は斬られても再生できる!!っていう安易な考えがあるから、強敵・竜との練習試合で一本取る為に自分で自分の首を刎ねたんだけど、もし偶然出くわした敵が「候剣」の使い手だったら…と考えると怖くないですか?例えば沖縄の海に入る前に先ず「海の危険生物」についてレクチャーするように、八丸なんて銀河の命運の鍵なんだから、これだけはヤバイ!!っていう事は最低限教えるべきでしょ!!
ちなみに「候剣」ってのは侍の体が自己再生できないようにテロメア値を一気にゼロにするプログラムなんじゃないでしょうか?侍のキーユニットが塩基配列に似た単純な記号の組み合わせで情報を管理しているとして、その終端を示すマーカーを消去するコードを刃を介して相手に流し込んでいるんですよ…きっと!!諦めない限り死なない!!下手したら…武神に見放されようと、見放されたかどうかは俺が決める!!なんて言い始める侍が居ても大丈夫なように武神・不動明王が先手打って書き残したプログラムだったんじゃーないかと思います。そして、これがあるから侍は刀で斬る!!
これがレーザー光線やメガ粒子砲とかだとプログラムが流し込めませんから、相手とフルコンタクトしなきゃーなんないので、攻防一体の刀が一応合理性がありそうです。注射針でもいいけど、ポキッと折られそうですし、刀は攻撃も防御もできますからね。ちなみに物理的な銃弾も有効に思えますが、侍の本体であるキーユニットと直接繋がった状態で相手にコンタクト(接触)できないので弱い。また拳だと鎧に何かと阻まれます。何かこの世界…有線接続至上主義みたいな風潮があるので、無線通信にハッキングする高度な技術が存在しそうです。その為、相手と直接コンタクトする必要がある。
奇しくもそれが侍のレゾンデートル(存在価値)を担保してるように思います。だから戦闘は個別(一対一)。しかも、相手を諦めさせてゲームセットに追い込む為に言葉責めが有効につき、侍はよく喋る喋る!!(笑…きっとレスバトル巧者の侍が最強です)。だから侍が宇宙空間で戦闘するとしたら、相手より高速で移動できてる機動性が重視されますし、敵の刃を決して浴びないように鉄壁防御が基本になります。その意味で達麻の洋犬(鎧)は非常に理に適っていると言えるでしょう。ちなみに鬼津津鬼で右手のみで突きまくってるのは左手の刀を防御として残してるんだと思います。
間違っても敵の刃を浴びないつもりなんですよ達麻は!!さすが金剛夜叉流の免許皆伝者であります。だから、そんな達麻の右目に傷を負わせた剣士は誰なんだろうかと気になります。しかも、それが「候剣」だったのですよね。…という事は相当な強者の筈。まさか間違って夜叉さんがやっちゃった可能性もあるけど、それだったら達麻の右目の眼球が無事だったのが飲み込めます。結構な深手ですから瞼くらい貫通してそうじゃない!?それで眼球だけ大丈夫でしたー!!ってのはナシでしから(笑)。もしかして右目を移植か!?…それには先ず…今の神無毘橋の状況を理解する必要が…(ry
続きまーす!!