ハチマル

週刊少年ジャンプで連載中の『サムライ8 八丸伝』を考察するブログです。

サムライ8 八丸伝 第36話 花一と五空 感想④

「あれ…この…
負荷って何?……」(八丸)

<ピッ>「技の発動によって
鍵にかかる負荷の値だ
弱い技には弱く強い技には強く
それ相応のダメージが
侍の鍵にのしかかる」(達麻)

「技って
自分にダメージがあるの?」(八丸)

「強い技を
何度も使えるわけじゃない
全てに反動がある
で…鍵のダメージ
侍の身体の中でのみ
自然回復する」(達麻)

「あぁ…あの時ね」(達麻)

「…あの——
一番上の技…すごそう
「流星剣」ってどんなのですか!?」(八丸)

「アレか……流星剣
未だかつて誰も会得できなかった技だそうだ
不動明王様以外はな」(達麻)

「へーーー…」<スッ>(八丸)

「会得のステータス値はっと…」<ピッ>(八丸)

「?何だこれ?変なマーク?」(八丸)

「無限だ」(達麻)

「全ステータス値を無限にするのが会得条件
つまり会得不可能というわけだ」(達麻)

「……ム…ゲン…」(八丸)

「そんな事より
まずは一番下の技からだ」(八丸)

「だね」(八丸)

サムライ8 八丸伝 こーいう舐めたガキは焼き入れて躾けないと泣きをみるから

「今いけるのは…『剣腕』ぐらいか」(達麻)

達麻八丸会話入力してると八丸のタメ口騒(ざわ)つきます。それと所々、丁寧な口調が挿入されて神経を逆撫でしてグラグラとなる(笑)。こういうのは少年少女の見てないところで一度キチッと締めて怖いもん教えといた方がいいかと。八丸のタメ口何がいけないのかを今ここで八丸に分からせて同じことを他所でしないよう達麻八丸教えるべきだと僕は思います。ここで八丸に教えないと八丸間違いを間違いと気付かないまま成長してしまいます。何かの時に偶然気付ける可能性もない訳じゃないけど、それが取り返しのつかない結果を招くかも知れません。それならば達麻二人の時教えてあげるべきです。

しかし、それは達麻八丸愛していればの前提必要です。八丸がここから先、一般的な常識とか礼節弁えないで取り返しのつかない過ちを犯さないように達麻八丸叱るべきだからです。僕みたいに八丸嫌悪感だけがあって八丸馴れ馴れしい態度頭にきて八丸怒鳴りつけるのは単に怒ってるだけで、それは僕の感情吐き出して僕がスッキリする為だけの行為なのです。だからここで達麻がちゃんと自分の中の愛を感じて、八丸良き方向導く為叱るべきだと僕は思うのです。しかし、達麻には全くそんな気配がありません。それはきっと達麻八丸をそれ程愛してはいないからだと僕には思えるのです。

ぶっちゃけ、八丸「箱の鍵」であり他の「箱の鍵」探す為レーダーだから、パンドラの箱を開くまで辛抱すれば済む…くらいに達麻は考えているんだと思います。だから八丸叱らない(怒りもしない)。これはもう関心がないのです。つまり、愛がない…という事。八丸達麻にとって「大切な道具」過ぎないのです。『サムライ8 八丸伝』を読み込んでいて何が悲しいってこんな風に大人子供大切に思ってない(ように映る)ところなんです。子供大人守るべき対象ではない雰囲気?というんですかね。こんな悲しい世界は嫌だ!!って思うんです。だから一度更にしてやり直した方がいいと思っています(笑)。

ホント…愚痴ばっかですみません。ところで八丸「負荷って何?」達麻質問したのに「鍵にかかる負荷の値だ」と返してますけど答えになってますか?「負荷」「負荷」だからね。ま…「鍵にかかる…」答えだったのかな?その後に続けて「相応のダメージが鍵にのしかかる」フォローはしてますけど、これは不動明王語録「そうとも言えるしそうでもないとも言える」近い返しに思えます(笑)。はこういう喋り罵り合い耐性をつける習わしでもあるのかも知れませんね。相手が考え込むような言葉を投げかけてひるんだ隙畳み掛ける。義常なんかそれで散体したんだもんね(笑)。

サムライ8 八丸伝 これはどう見てもアナログだよ!!

※アナログ(正弦波)デジタル(矩形波でどちらが優れてる?新しい?と一概に評価できませんし、この場合、ドット(ピクセル矩形波コントロールしてるから「デジタル表示」とも言えるんだけど、全体や変化の状況連続的に知る表示方法という意味で鍵ゲージ「アナログ」だと僕は評価したいです。反論もあろうかと思いますが私怨です(笑)。

ところで「鍵ライフ値」ですけど、キーユニットゲージになってて剣技発動の消耗(ダメージ)表示される仕組みというのはよく分かるんですけども、この表示方法はどちらかと言うと「アナログ」ですねー(笑)。あんだけデジタル、デジタル五月蝿かったのに、ゲージって(笑)。こういうの見ると言葉の意味とか本当に理解して使ってないなと思います。それと細かいところですけど、「鍵のダメージは侍の身体の中でのみ自然回復する」というセリフ「身体」「サイボーグの体」という表記符合してないのが好きじゃない。つまんないとこだけどもこの作品内容もそうだけど表記すら統一感がない。校正してて何とも思わないんかね(出張校正室のベテランの校正おじさまとか居ないの?今は)。

何つっても…作り方が雑なんだよね。それはこの物語の中で大人子供を大切にしない描写すごく似ていて、編集部やスタッフさん達のこの作品に対する「愛」感じられいんだなー…。僕はそれがとても悲しいのです。岸本先生の作品もこんな出来損ないの状態下版しちゃうのも、達麻八丸大事にしないのと一緒なのな。どこにも「愛」がないのよ。それは単に八丸「箱の鍵」「箱の鍵を探すレーダー」だから達麻道具手放さないのと同じで、この作品がアニメ化でヒットすりゃ儲けもの…くらいの出版社浅ましい考え透けて見えるのが何ともはや悲しーのよ。悲しい…。

 続きまーす!!