サムライ8 八丸伝 第9話「ふたりで…」感想③
「今 アンは
ロッカーボールを探しているのだ」(達麻)
<スッ>(八丸)
「それを見つけるのが姫の役目だ
邪魔をしてやるな」(達麻)
「…座ってるだけじゃん」(八丸)
「いやそうじゃない
この星の地中に埋まっている
ロッカーボールの引力を感じ探知している
姫の六感というやつだ
姫の役割でもあり姫でしか出来ない事だ」(葉芽道)
何だか僕は勘違いしてたような…Σ(*゚Д`;)ア…ア…アッハァァァァァァァァ?!!運命の侍様と姫様が唯一のロッカーボールで結ばれる!!という風に僕は考えてたんですけど、アンちゃんは八丸を侍にしたロッカーボール以外にも他のロッカーボールを探せるのね。しかし、達麻は「侍と姫…その運命の2人が「勇」を作るのだ」(第6話「運命の侍様」)で言ってましたから、それだと八丸以外に侍になれても「勇」が創れないからダメじゃん!!と思ってたけど、それでも大丈夫って事じゃない!!?
僕はナナシの事がすごく心配だったから、これでどこからかロッカーボールを引っ張ってきて上手い事、適合して性転換…じゃなくてッ!!元服できるじゃないですか!!そしたら、もうすっごい<ボン><キュッ><ボン>のナイスバディ侍が誕生しまっせ!!その前に間違いなきように女体の隅々のディテールを心と瞼(まぶた)に焼き付けといてですね…ロッカーボールにナイスな指示が出せるように準備しといてください。何なら僕の秘密の画像ホルダーお貸ししてもヨカですが(笑)。
しかし、アンちゃんはここで見つけた新たなロッカーボールとそれに適合する侍とはどうこうならないのでしょうか?まさか、一人の姫に複数の侍が入れ替わり立ち替わりで、その「勇」を創るのでしょうか?ビジュアル的にはたくさんの姫に一人の侍の方が個人的に好きでそういうジャンルの動画を探せと言われれば数秒で名作を引っ張ってくる自信ありますけど(笑)。達麻は「誰のために強がるかが重要だ」(第7話「出会い」)で言ってましたが、もしかしてプラトニックな関係でオKなのですか?
えーっ!!それだと、これから八丸とアンちゃんがパ<ドドドドドドドドド!!!!!>(アメリカンバッファローの大群が突然現れて何も聞こえませーん!!)しちゃった…っていう感じの描写がないのーッ!!??岸本先生、それは困る!!困ります!!僕はもうそれが楽しみで楽しみで、今か今かと待ちわびていますのに(笑)。もう、アレですか、絵の上手い同人の方に全てを任せると仰るのですか?夏か冬のコミケまで待てと…あの人混みの中を彷徨えと仰るのですね(行った事ありませんが…)。
それか八丸は「1つ目の鍵」たる特殊な存在なので、八丸とアンちゃんは特別な関係で、その他のアンちゃんの見つけ出したロッカーボールによって元服する侍はまた別なのか?僕はどうしても八丸とアンちゃんには懇ろになって貰いたいと思うんですよ。八丸にもアンちゃんにも一度もアレを経験せずに人生を全うして欲しくないし、そうじゃなきゃ人の欲求を蔑ろにしてませんかね。僕はそんな人の欲が侍を強くする要素なんだと期待してたので、このまま少年誌的にサッパリとまとめられちゃうのは困るんです(汗)。
「へーーーそうなんだ」(八丸)
「…一度同じ事を教えたがな」(達麻)
「師匠の説明は体が
かゆくなるんだもん…」(八丸)
「おい!」(達麻)
八丸って聞いてないよねー(笑)。微妙に達麻の「おい!」というツッコミも空回りしてるようにも感じますが、これは達麻のせめてもの八丸への抗議なのでしょう(笑)。本当に八丸みたいな子は好きでこんな風に空気読めない子を演じてるわけではなく、本人は真面目にやってるんです。むしろ今は何とかアンちゃんと上手く行くように必死に頑張ってるけど、それが見事なまでに空回りしてるだけで、本当に八丸には(もーよく分からん)な気持ちなんですよ(思いっきり「おまゆー」ですが)。
達麻は専門的な教育(まさか夜叉さんからの任務が下される前に特別講習に参加してたとか…)を受けた訳ではない筈ですが、心眼なんですかね…八丸のそんな内情を悟っていて八丸を強く責めたりできないのです。これは当事者としては有難い限りですが、教え導く方は大変ですよー。本気で真面目にやっててできない!!とか、分からない!!なもんで、それを受容してできるようになるまで付き合って行くんですから…夜叉さんもあと何十年頑張ればいいか?不安になってるんじゃないですか?(笑)
「姫って…すごいんだな」(八丸)
「だからだ姫は
他の星に狙われ続ける
姫の見つける
ロッカーボールは侍を造り
侍の数と力は星の戦力を示す」(葉芽道)
「ゆえにかつては
この銀河にも侍たちの数々の死闘があった
姫たちをめぐって奪い合いをしたのだ
その星に居る優秀な姫達の存在が
等しくその星を守る力という事になる」(葉芽道)
「……だから
侍が姫を守るのか」(八丸)
ここんパートのお話しを聞いていると、この世界が一丸となって夜叉さんが抑え込んでいる"敵"と戦おうという機運にはなっていませんね。その前に星同士、下手したら隣国の国々とか、もっと小さなコミュニティ単位で勢力争いしてそうで、いろんなものが空中に浮かんでたり、社会が貧困に喘いでるとか今日食べるものを奪い合っているような風ではない…ある程度豊かで満ち足りた雰囲気とミスマッチなように感じますが、夜叉さんはどういう動機でたった一人で敵を押さえ込んで50年も頑張ってるのかしら?
それは夜叉さんにもきっといる運命の姫様の為だったりするのかも知れませんね。これはますます八丸とアンちゃんの今後の関係が気にかかりますね。しかし、八丸がこんな風に真顔で「……だから侍が姫を守るのか」なんて語ると、絵面がシュールで口に含んだ牛乳吹きそうです(笑)。きっと、ここはセリフを弄ってコラできますわ!!それと、いつの間にか葉芽道が会話の輪に入ってますけど、こりゃー間違いなくトイレ(厠)に行ってましたぜ!!スッキリした顔してますもん!!
でも、トイレに行ってた!!なんて言うと、いじめられたり、汚いもの扱いされるのが怖くて黙ってるんですよ!!(←小学生かーッ!!!!)しかし、こんな雰囲気の中で八丸もアンちゃんもゆっくりと自分というものに向き合って、上手く持ち直していけたらいいですね。普通は学校とかもっと大きな容れ物に放り込まれて訳も分からず揉まれて行きますからね。立ち止まって考える余裕とか、来た道を戻ってやり直すとか許されずに歩き続けるんですよね。だからこの雰囲気は有り難いのさー。
続きまーす!!