サムライ8 八丸伝 第38話 アンと八丸と五空 感想⑦
「五空お前
生け花のセンスもあるのかよ!」(三打)
「球をメタモルフォーゼさせてるだけさ」(五空)
「カンタンだよ…」<ズズズ…>(五空)
「す…すごい!」(アン)
「何がだ?
ただの花と木を作っただけだろ!」(八丸)
「ち…違うよ…八丸くん
ひ…人の心は分からない
だ…だから生け花で己を表すの
心を見てもらうために」(アン)
「そう!なら分かったよ
五空がカッコつけてんのかな!」(八丸)
「…は…八丸くん…」(アン)
僕もそうでしたが、ガッコでする(させられる)勉強って何の為なのか?って、少年少女も不安だよね(笑)。それに少し辺りが見えてくる頃になると大人までが「三角関数なんて社会で必要ないじゃん!!」とか「鎌倉幕府がいつできたって誰得!?」と騒いでるのが聞こえてきて鉛筆握る握力が<スッ>と抜けちゃうんですよね(笑)。でもそんな雑音には耳を塞いで「あ”~~~ッ!!」って言って聞こえないようにしましょう(笑)。皆さんがガッコでやってる勉強は絶対に無駄にはなりません。これは経験者…って言うか失敗者の僕が保証します(笑)。何故ならもっと勉強しときゃ良かったと思ってるからです。
おっちゃんになった今、出来る事ならもう一度ガッコで勉強したいと思うもんね。リタイヤしたらマジでガッコに行こうか悩む程に…。訳が分かんなくても取り敢えずやっとくか…でいいので勉強できる時に勉強するのがいいです。初等教育の国語、算数、理科、社会だっけ?僕らはそこで考える事の基礎を学んだんだと思います。何でもそうだけど何だか分からないけど続けていると「辛い」が「楽しい」とか「面白い」に変わる潮目みたいなものを感じる筈です。「勉強」もそうなる頃には「学問」に変わってますから、ガッコでは「勉強の勉強(=練習)」と是非とも向き合って下さい。絶対に後悔をさせますので…(意味深)。
でもそれで不安が払拭できると思わないので、先に種明かしをすると…ですね。社会に出て何が必要か?と申しますと、「主体性」とそれにちょうどバランスする「協調性」です!!<キリッ>えっ!?勉強とあまり関係なさそう…とな!?あー…失礼しました(汗)。確かに何の為に勉強するのかの疑問に対する答えじゃなかった…これは僕が「論理的思考」できていなかったからだーッ!!!もっと勉強しとけば良かったー!!(リアルに後悔)。どうか皆さんはこんなダメなおっちゃんにならないように、ガッコでたくさん勉強していろんな事を暗記したり、たくさんの数字を計算したり、多様な文章に触れて下さい。
僕はそれが少年少女がドップリと浸かっている「勉強の勉強(=練習)」なんだと思っています。そして、いつか皆さんが心の底からそれが面白い(楽しい)と思える「テーマ」を見つけられたらしめたものです。きっと、その時には「もっと勉強しときゃよかった!!」と後悔できる筈です(笑)。人はいろんな経路で「考える事」を練習しているのであります。物事(課題)を精査し、問題点を見つけて、それを解決する(=回答を得る)。…「論理的思考」ができるようになる為に人は勉強をすると考えて差し支えありません。少年少女はその勉強をする為の勉強をしてるから先の見通しが悪くて不安ですよね。
そして、それに輪をかけた形で不安になってるのが八丸なのです。突然、登場した出木杉君の五空のお陰で今は典型的な隠キャです(笑)。でもメタモルフォーゼなんて侍の一般的なスキルなんだからノウハウさえ知ってたら侍なら誰だってできるのに、八丸はいちいち学びが足りないから五空がすごく難しい事をしてるように映ってるだけ。アンちゃんも「生け花で己を表す」と言い八丸はそれも知らないし、聞く耳がない状態です。単に物事を考える…という事が出来ていないのです。僕なら先ず八丸をガッコに通わせますね。そこで物事を考える練習をして頂きます。師匠の達麻が全く機能していないので(笑)。
続きまーす!!