ハチマル

週刊少年ジャンプで連載中の『サムライ8 八丸伝』を考察するブログです。

サムライ8 八丸伝 第3話「戦車入刀」感想⑤

「い…今すぐは無理ですけど…!
いつかボクが本物の鍵侍となり
迷いのない立派な元服を持ったら
その時はまた…説明します」(ナナシ)

「オレは宇宙に出る!
カンタンにはこの星に帰ってこねーよ…
次はいつ会えるかも分かんねーし」(八丸)

「必ず会いに行きます」<ペコ>(ナナシ)

「今度はボクの方から」<スッ…>(ナナシ)

「お前も
この星の外に出るのか?
宇宙は広ェーぜ!
家から出るのとは訳が違うだろーし
ヘタしたら今度こそお互い死ぬかもな」(八丸)

「それでもいいんです
何もしないよりは自分が
ここに居る気がするから」(ナナシ)

ケーキ入刀ならぬ戦車入刀の件(くだり)は二人の結婚式余興に取っておけば良かったのに…と、個人的には思いました(笑)。ナナシは完全に八丸ロックオンしていて、ナナシの言う元服って、ロッカーボール の小刀で切腹してになるアレですが…ナナシの場合は三輪身の身体を得てになる!!っていうよりも、もう…八丸好みのボディを手に入れる為の「性転換手術」に近い!!と…とことん汚れてしまったケルベロスは思ってしまうのです(笑)。

しかし、よくよく考えるとロッカーボール の承認によって得られる侍のサイボーグの身体ってズルくないですか?宿主は脊椎のようなキーユニットになって元々の運動能力とかフィジカルの強さとか全く関係ないんですから!!ま…生前、一生懸命に鍛錬したお陰でも強くなった!!というのはあるかも知れませんが、八丸なんか侍ゲーだけをひたすらやり込んでただけにしか見えないのに、パパ好きーなだけでになっちゃったようなもんだから努力って何なのさ!?ですよねー。

それでもナナシ八丸○×○○したいが為に頑張る!!…ってな不純な動機であろうと、自分の存在とか生きる意味を見出したのは良かったのかなー。どんな事であろうと、それをきっかけ人生は動き始めますからね。ただ、アイデンティの確立から言わせて貰えば誰かに依存するのは危険なアプローチと言えます。八丸の存在越しにナナシ自分を感じているようでは八丸が誰か他の女の子に走ったらお終いじゃない。それだとナナシメンヘラまっしぐらな訳ですよ。

ただ、ナナシ「それでもいい」と言っています。八丸ナナシ告白全然的外れな返しをしてるんだけど、それは八丸がまだ性的に開発…おっと…恋愛に疎いだけで…それもナナシを救ってる部分もあってナナシは益々八丸好きになっちゃう悪循環だけど、あの部屋に引き篭もっていた自分より今の方が何倍もマシ!!と気付いている点に注目すべきでしょう。ナナシもなんとかせねばならんと考えているという事です。これじゃいかん!!と気付いてるんですよ。

これを取っ掛かりにしてナナシ自分の人生を歩めればいいな…と、僕は思います。人生って何度でもやり直しが効きます。何歳からだって始められます。八丸パパが好き!!と同じで、ナナシ八丸が好き!!で、きっとロッカーボルに承認されて八丸の前にの姿で現れるんじゃないでしょうか?!今から八丸が目をパチクリやるのが僕には見えるんですゥッ!!新生ナナシ<ボン><キュッ><ボン>ナイスバディ小股の切れ上がった…女侍八丸大ピンチを救うのが!!

 続きまーす!!(最後に達麻と八丸パパの意味深パートね)