サムライ8 八丸伝 第18話 ご利用は計画的に 感想④
<ギュン>(達麻)
『警告!
球宇宙域052
シャフトステーションでの
買い物において
クレジットに問題発生…』(ナビ)
『支払いができません
預金残高を今すぐ確認して下さい
条例により72時間
ここに拘束される事になります』(ナビ)
「ん!?」(達麻)
<ズズズ>(リュウ)
「どうなってる?
まだ貯金はあったはず!
か…買い物の明細を表示しろ!」(達麻)
『アン…食品店にて食材2万円
ハチマル…着物店にて衣類1万5千円』(ナビ)
「うわっ!」(コツガ)
『反物店にて衣類……』(ナビ)
<ギン><ギン><ギン>
「反物店だと!?」(達麻)
<ブウウウン>
「すごい!」(八丸)
「侍魂をあんな風に使えて
仲間をかかえたまま空中…
しかも師匠とやり合ってる……
あの侍…やっぱり強いよ!」(八丸)
(でも…何か師匠の様子が
…少しおかしい気が…)(八丸)
『1千7百万円』(ナビ)
「なにぃーーーーーーーー!!!」(達麻)
ここはネタなのでスルーしようかと思います(笑)。ところで、10月から消費税が8%から10%に上がりまして、それにまつわりキャッシュレスの波がヒシヒシと押し寄せていますね。僕はオッチャンなんでまだガラケー使いで、iPhoneは持ってますけど wifiの端末として主にお家で使っています。基本的に愛犬の散歩と仕事以外でお外には出ないのでそれで充分なんです。あと、お散歩で写真撮るのにiPhoneをカメラとして使うかな。それでもラインやツイッター、インスタグラムまでちゃんとやれますからね。ガラケーは小さくてポケットに入れやすいし電池が長持ちで捗るんですよ。
そんな感じにハンディーフォンとしてはスマホを使っていないのでキャッシュレス決済がかなり敷居が高く感じられています。それと、やっぱオッチャンなもんでお金払うのに端末でバーコード読んで<ピッ>と決済するのは抵抗があります。八丸も「一万七千円」と思ってた買い物が実は「1千700万円」だったというオチなんですよね。もしもお店に悪意があれば<ピッ>と決済する瞬間に内緒で金額を差し替えるとされたら分かんないし、逆にそれがとんでもない金額じゃなくてもっと身近な数字で若干多めに、それを繰り返された方が気付かないですよね。
それにスマホで文字読むときは老眼鏡がないとボヤッとして見えにくいので、レジでいちいちメガネしてスマホ見て…というのがどうも面倒臭くていけません。また、キャッシュレスと言えばカード決済ですが、それもAmazonの買い物くらいですし、そのレベルからいきなりスマホのバーコードなんてハードルが高過ぎて…。せめてSuicaであれば、チャージしてる分だけの決済だし、ワンタッチだけどセキュリティが高いので安心なんですが、今度は使えるお店が減っちゃうのかな?ああ…面倒臭い世の中になっちまったもんだと、若干憂鬱な9月の後半です(笑)。
「何がァーーーーー!!?」(コツガ)
「!」<ハァ>(バーテンダー)
<ハァ><タッ>
「見つけたぞ!!」<タッ><ハァ>(バーテンダー)
「今すぐ酒代の7百円を払いやがれ!!
この猫ババヤローーーー!!」(バーテンダー)
『預金残高は百円…
支払い出来ません』(ナビ)
<ブウウン>「師匠!
さっきから動きが散漫です!
戦いに集中して下さい!
何かおかしいですよ!?」(八丸)
<ズカ…>(リュウ)
「ギャーーッ」(八丸)
「やったーー!!」(コツガ)
「…いや
この刀で真っ二つにできないのは
初めてだ…この猫侍……
強い」(リュウ)
ここはちょっと拾っておきますね。リュウは『NARUTO -ナルト-』のチャクラでいうと「形態変化」に長けているのかな?と思います。非常に余談ですが、『NARUTO -ナルト-』の連載当初はそもそもチャクラの「性質」という概念がなかったんですよ。最初の頃はカカシの雷切も「雷属性」とか説明なく、チャクラが目に見える…みたいな感じだったと思います。それがお話が進むにつれて、チャクラには5種類の性質があって…となって、「性質変化」と「形態変化」という要素が加わって、ま…面白くなった訳ですが…(笑)。
きっと、『サムライ8 八丸伝』も人気が出てお話がドンドン伸びていけば、侍魂にも性質や属性といったオプションが加わるんだろうなー…と、ふと思いました。既に「童子切高綱」は「血吸いの剣」と呼ばれるなどの提示が出てたり、八丸の儀式の折にその将来像を見た達麻に寄れば八丸は「白い侍魂」を手にしていたようです。そこら辺りを拡張していけばいい感じに発展させられる思います。その為には『サムライ8 八丸伝』が週ジャンのもっと前の方に掲載されるようにならねばならんのですが、どうも芳しくない。
でも、展開的には説明っぽさを脱してDBで言うと「天下一武道会」(「武道会」なのねー!!僕はずっと「武闘会」だと思ってますた!!)の流れなので、ここからギア上げて面白くなると思います。『NARUTO -ナルト-』で言うと「中忍試験編」みたいなもんですかね。それと比べると『サムライ8 八丸伝』は仲間が少ないんですよね。でも、それはきっと岸本先生が意識されてそうなさったんだとは思います。『NARUTO -ナルト-』はエッチングのようにナルトの周りを溶かしてナルトを浮き上がらせる気の遠くなるような描き方でしたから。
お話が流れてしまって申し訳ない!!ここで何を拾うべきかと思ったかと申しますと、リュウはそのチャクラの「形態変化」に似たスキルを駆使して侍魂の刀剣化のバリエーションが多いです。きっとそういう才能が彼にはあると思うんですけど、コツガを救い出した後ウミガメちゃんから抜け出して柄骨の両側にセットした侍魂を練り合わせて一つの刃を作り上げてるんですよ。これは複数の侍魂が一本化できるという提示でありまして、非常に興味深いです。今はそれが二つですが、これが三つになり、四つになり…もっと増えたらどうでしょうか?
僕は侍がロッカーボールの儀式によって発生する設定に何か裏があるんじゃないかと考えていまして、それはもしかしたら侍魂を作る為のなんじゃないかと、ボヤッとした仮説を温めています。侍魂とは「陰陽論」におけるところの人間の「陰」たる「魂」の成れの果てだと僕は考えています。そして、侍魂は侍が散体(=侍の死)しても存続します。だから侍魂の複数所持が可能なのです。アタさんは常に4〜5個の侍魂を従えてますよね。八角の回収ミッションでも「童子切高綱」も回収するよう指令があったし、大事なアイテムなのだと思います。
そして、今回、侍魂が統合できる提示があったのですが、大量に侍魂を集めてどでかい刀を作るのが最終目標なんじゃーないかと、これは本当に仮説なんですが、侍は侍魂を生み出す為の道具みたいな存在なのではないか?と、僕は考えてるんです。侍魂が人間の魂を元に侍の発生時に生成されるアイテムではあるけど、実は侍がおまけで侍魂が本命なんじゃーないでしょうか?それで大量の侍魂を集めてどでかい刀を作って銀河を斬っちゃうぞ!!みたいな構想があるんじゃないかなー?と、これはもう妄想の部類ですが、そんな事をリュウのニコイチの侍魂を見て考えてました。
続きまーす!!