サムライ8 八丸伝 第20話 相棒 感想③
「お前めちゃくちゃな奴だな
だが気に入った」(リュウ)
<ズズッ>
「……」(コツガ)
「竜だっけ?お前強いな!
何で侍魂を2つも持ってんだ?」(八丸)
「ん…?誰が?」(リュウ)
「いや…お前がさ
2つ…持ってんじゃん!」(八丸)
「さぁ…何でかな」(リュウ)
「……?」(八丸)
「刃の変化ってどうやるんだ?」(八丸)
「さぁなんとなく」(リュウ)
「なんとなくねぇ…
竜…お前師匠は?」(八丸)
「師匠って…何だ?」(リュウ)
「……」(八丸)
「おい相方!
こいつ何者だよ!?」(八丸)
「知るかよ!
オレも会って一ヶ月のヤローだぞ!」(コツガ)
「え?そうなの?」(八丸)
対戦を終えたリュウが八丸に「気に入った」と告げた後のコツガの拗ねたような表情と「……」(無言)が意味深でしたが、出会って1ヶ月なんだー。でも今のご時世、ツイッターやインスタをフォローしただけの関係しかなくても「友達」と感じる人もいるくらいだから、こうして二人で社会の荒波を渡り歩いてるんだから、そんなのよりかは余程強い繋がりですよね。二人は登場以来、若干の2丁目臭が漂ってまして、もしかしてそれ以上の繋がりが既に!!と気が気じゃないオネーサマ方もいらっしゃるんじゃーないですか!?(笑)
しかし、模擬戦で八丸を圧倒したリュウの記憶がめちゃくちゃ怪しくて、早くお医者様に診せてあげてー!!ですよね。でも、リュウは現に侍魂の「変化と統合」を使いこなしているんですから、「何でかな」とか「なんとなく」とか、すっとぼけにしか見えないんですけど、極めてノーブルでイノセントな感じが否定しちゃうんです。でも、これが全くのすっとぼけだったらリュウは間違いなくサイコパスのイカレやろーですね(笑)。ところで、サイボーグの侍にお医者様とか病院ってあるんですかね?リュウはリアルだとそうとうヤバイ状態だとは思うんですよね。
本当に一刻も早く専門医に掛かって投薬なりカウンセリングなりの治療を受けるべき案件です。ところで言語能力や運動機能に問題がなさそうですが、リュウの認知機能には極めて重篤な問題があります。しかし、侍の場合、自己修復機能がありますから、機能的な損傷は修復されますから、ハード面ではなくてソフト面…記憶や認知機能に問題を抱えている筈です。もしかしたら、「再生」の主軸になる頭部の「鍵」を損傷するような出来事があったんじゃーないでしょうか?その時、ロッカーボールテクノロジーでも修復できない深手を負った…?
それでも、こうしてリュウが存在しているという事は、リュウにはそれでも諦められない理由…「勇」があった事を意味します。つまり、その「勇」を生む「義」が在り、更にそれに繋がる姫や理由が存在する筈です。どうしても死ねない理由がリュウにはあるんじゃないですかね。それをリュウの無意識が求めて彷徨っている…とか。だとしたら、尚の事、リュウの医療的なケアやカウンセリングが必要ですが、達麻を見ててもどうもそんな雰囲気を感じないので、やっぱ侍は自分の事は自分でバンバンしなさい!!って事なのねー(←石立鉄男風)。
続きまーす!!