ハチマル

週刊少年ジャンプで連載中の『サムライ8 八丸伝』を考察するブログです。

サムライ8 八丸伝 第23話 それが何の役に立つ! 感想①

<ガッ>

<ズッ>(アン)

(剣の腕前は並…だがなぜだ?
こやつ先を読み取る力が尋常ではない!!)(鶴侍)

「私の負けだ」(鶴侍)

「!?」(八丸)

「え?オレ…勝ったの?」(八丸)

「!」(方なの輝きが…戻っている
白い刃は一瞬だけか…)(鶴侍)

「アン!オレ勝ったよ!」(八丸)

「う…うん!!」(アン)

「あの姫……」(鶴姫)

「あぁ…彼女の強い祈りが
少年を導いた」<スッ…>(鶴侍)

<ズゥーーーー…>

<ズズズ><ズズ>

「うかれてんな!
あいつのモニターはまだ消えてねェ!
刀を折っただけだ!…って!くっついたし!!」(コツガ)

「いや
私は脱落する」<カチャ><ズズ>(鶴侍)

「!」(八丸/アン)

「え?」(コツガ)

<ブウウウン>

しっかし…(こやつ先を読み取る力が尋常ではない!!)と鶴侍が称賛するほど八丸の動きが良かったとは思わないんですが、お話を巻いてきた分、八丸の成長を描けなかったもんだからこうやってセリフで強調するしかないのでしょう。でも、それが逆に取って付けたのが透けて見えるどころかはっきりと見えて鼻に付きます(笑)。それと鶴侍ですが、ここであっさりと負けを認めバトルロイヤルからも脱落(リタイア)してしまいます。大会の規約通り「脱落(リタイア)する」とモニターに告げると鶴侍のモニターが消えましたから、承認されたのでしょうが…。

余りにも簡単な言葉なので何かの間違いで不意に脱落してしまう可能性ってないですかね?「天空の城ラピュタ」の「バルス」もそうだけど、城が崩壊しちゃうような一大事をそんな簡単な言葉で決めちゃっていいんですか!?何かの間違いでその言葉使っちゃうとエライ事になる筈だけど…。日常で「バ」から始まる言葉を使う時にドキドキして落ち着かないじゃないですか?このバトルロイヤルでも「脱落する…のか?」と尋ねるつもりが自分が脱落しちゃった!!みたいなお寒いお話になりませんかね(笑)。確かダルイの件(くだり)でそういうのありましたよね。

ところで八丸の侍魂の白い輝きが戻っているというのは現状白く輝いていないのだと僕は受け取りました。それをして鶴侍が「彼女(アン)の強い祈りが少年を導いた」としてますから、白い輝きの正体が姫の祈りって事なのでしょうか?白黒の画なので描き分けが難しいのでしょうが鶴侍の刃だってそうとう白いですけど、その辺はカラー頁でしっかり描かれるんでしょう。このまま打ち切られずに人気が出てきたら…そういう日がくるんでしょうか?アニメ化も既に決まってるんでしょうからこのままゴリゴリいくんですかねー。逆にアニメ化で人気が出る可能性もあるかも知れませんけどね。

『サムライ8 八丸伝』の表現手法としては静止画よりも動画的だとは思うんですよ。アニメ向きですよー。でも侍の頭部が割れてキーユニットが出てくるとか気持ち悪くてTVでは止めてー!!と思っちゃいます(笑)。それにフツーにモノコック構造のハリボテのサイボーグを生身の人間の姫が愛せるの?!って心配になっちゃってもうダメです(笑)。少し前に八丸が自分で自分の首を刎ねた回でアンちゃんが八丸の生首を拾って繋ぎ合わせてましたけど、アンちゃんは気持ち悪くないんですよね。それがすっごく不思議で仕方ないのです。気持ち悪いって言うかこ、こ、怖いですもん!!(笑)

僕がアンちゃんだったら怖くて気持ち悪くて八丸の首を後ろ前にくっつけますけどね(笑)。後ろ前でも首はくっつくんでしょうか?それも気持ち悪くて嫌ですけどね(笑)。何と申しますか…侍の設定が足枷になってしまっていて、純粋に愛せなくて困ります。それを物語の中で姫が全く気にかけずに普通に接しているのがまた不思議で感情移入できないんです。八丸の性格がクズ過ぎたり、ガチャガチャしてて苦手なタイプというのもそれを手伝って好きになれない(笑)それを物語中に拾わないのが侍の気持ち悪い設定と同じでいろいろと悩ましいのです。

背中を寝違えて呼吸ができないくらい痛いのでこのままアップしちゃいます。あー背中が痛い……。痛み止め飲み〼

 続きまーす!!