サムライ8 八丸伝 第31話 話が違う!! 感想③
「もう祭りは終わっただろ!?
話が違うぞ!!」(鹿侍)
「祭りなんて嘘さ
バトルロイヤルで強さの
ランク付けをして
後からソイツらの鍵を狩る」
「お前はいいところまで残った
ボスが高値で買ってくれる」
「おい…」
「…何だ!?」
「上…見てみろ!」
「!!?
…どういう事だ!!
発射口が開いている!!」
「俺達諸共バラす気か!?
弁のヤロー!話が違うじゃねーか!」
<ズバッ>(モブ1)
「なめんなよオレらだって
最後まで勝ち残った侍だぜ…!!」(モブ1)
ワンカットでしたけど、姫持ちの侍が登場しましたね。連れているキーホルダーの外見から一応、鹿侍とさせていただきます。なのでお連れの姫様は鹿姫ですかね(笑)。サラッと流されちゃったけど、僕はこの二人にすっごく興味があります。何たって数少ない三身一体の体現者ですし、この大会に参加したって事は八丸の引力と関係あるかも知れません。そっ…鹿侍も「箱の鍵」の可能性がある訳です。だから、ここでも鹿侍の名前が明かされないのが不服です(笑)。八丸→三打…と言う風に、お話の核心部分である「箱の鍵」に絡む為には名前に漢数字が入る必要がある。これはもう少年誌のお約束です!!(笑)
だから、ここで例えば「四華丸」(しかまる)とかなんとか(笑)、鹿侍の名前をぶち込んで貰えれば<ドッカン>と盛り上がったと思います(笑)。ホントは鹿侍みたいのが最後まで残ってくれたら良かったのにねー。何で岸本先生はモブ侍達を最後まで残したんでしょうんね。鹿侍のような子が残れば、そこで名乗りもあったとうし、流派名とか何らかの自己紹介も織り込めたと思うんですよ。そして、それが弁形討伐戦に加わった方がお話ももっと盛り上がったのにね。何だか…この作品、名前の不明な人が多過ぎるんですよ。だからなのかな…感想がものすごく書き難いでです。
ここからは僕の妄想ですが、バトルロイヤルにおいて達麻がスナイパーライフルを出して遠距離狙撃で数を減らしたじゃないですか。もしかして鹿侍もその狙撃の被害者だったんじゃーないですか?少年誌においてはスナイパースコープ越しに狙われる標的が「視線の殺気」を感じて狙撃を避ける…というのはあるっちゃーあるんですが、きっとそこまでの技量は無かったんですね(笑)。鹿侍も鹿姫も若いし、八丸とアンちゃんとそんな変わりませんものね。両者がもっと早く出会っていればお話の展開も、それに応じた盛り上がりも全然違ったのに…勿体無いお話ですね。ま…今更ですが(笑)。
それと鹿侍を取り囲んでるのが参加者の半数…約750名存在すると思われる弁形の手下さん達ですかね。その手下さん達って弁形のキーユニット(鍵)のコレクションから製造されたNPCだと僕は考えてたんですが、ちゃんとした自我をお持ちのようですね。これがNPCだったら聞かれた事だけに答えて妙にお話が噛み合わないだろうし、突発的イベントには反応できないと思うんです。それに弁形とは骨河(現・三打)と同じく「お金」で繋がってそうですね。でも、これだと弁形が新しい命を生み出す創造主みたいな存在になってちんけな盗賊っぽくなくてバランスが悪くないですか?(笑)
きっと、侍を切り刻んで散体してしまう前に鍵(キーユニット)を分離してしまう技術があって、弁形のキーユニットコレクションって生きた鍵だったんですよ。それだと弁形の手下さん達が言う「鍵を狩る」というセリフがうまく符合しますね。じゃ鍵を無理やり引っこ抜かれた侍のサイボーグの体はどうなっちゃうの?って疑問が残りますけど、そういうのはこれから追い追い見せて貰えるんですかね。でも、弁形を殺っちゃわなきゃ八丸達が殺られちゃうし、それだとお話が詰んでしまうので、このまま何の描写も説明もなく流されちゃうんですかね。三打(旧・骨河)のウィンクと一緒な…(笑)。
続きまーす!!(今日はお休みで雨なので書きまくる予定でーす!!)