サムライ8 八丸伝 第31話 話が違う!! 感想④
<ガコン>
「開いた!!」(八丸)
<ゴゴン…>
「君の師が弁形から
情報を取ってくれたおかげだ」(千)
『コックピットのルートを検索し
そこまでの隔壁は全て開けておいた
共有してくれ!』(千)←ここはよーく覚えておいて下さいね!!
<ガゴゴゴゴ>
「さすが千殿!」(モブ1)
<ガゴゴ…>
「!
どういう事だ!?」(弁形)
『隔壁のコードが解読されました
侵入者がここへ最短ルートで向かって来ます』(解析AI)
「お前程度の鍵防御を破れねーとでも」(達麻)
『メモリーユニットハッキングします』(解析AI)
「よせっ!!」(弁形)
(オレから奪った記憶で分析しやがったな
だとしたら…プランCも筒抜け)(弁形)
「角弾頭発射まであとどのくらいだ」(弁形)←ここから…
『7分です』(解析AI)
「侵入者をモニターに出せ」(弁形)
『了解』(解析AI)
「!!」(弁形)←ここまでは別に必要ないカット…
「バレたのは
隔壁のコードだけじゃなさそうだな」(弁形)
僅か20分しかない作戦時間でよく喋るな…と思うのと、千ちゃん達はアルファチームのモブさん達と比べてゆっくりですね。もしかして歩いてませんか?これ見てると、千ちゃんはわざとアルファチームを先行させているように見えますよねー。でもこの先の描写を総合して考えると非常に遺憾ではありますが、千ちゃんも実は何も考えてないようなので驚きです!!鬼若丸の艦内は迷路のような構造で予め内部構造がないととても20分では攻略できないけど、達麻が奪取した弁形の記憶から艦内の様子が全バレしてて、おまけに隔壁の操作コードも入手しているので余裕ぶっこいているだけみたいです(笑)。
もっと驚くのはここからです!!(笑)千ちゃんが鬼若丸のシステムにハッキングして隔壁を開けて侵入ポイントからの最短距離ルートを確保したのですが、当然、弁形のいるコックピットの隔壁も開きますよね。それを見た弁形がやっと気付くんですよ!!艦内の情報やプランCの存在を千ちゃん達に知られている!!と言う事を。僕は正直…「えーっ!!!!」と思いました(笑)。達麻が弁形にハックしたのは弁形本人も知ってるんだから、その程度の情報が敵に知られている事を考慮しないでいられたのが不思議です。いやーこんなのありえない…っていうか、不自然過ぎて困ります(笑)。
この世界の侍は張りぼて(モノコックボディ)で頭が空っぽだから仕方ないのかも知れませんが、ちょっと考えが浅過ぎて呆れます。逆に、これだからモブ侍さん達が千ちゃんの指示に何の疑問も持たずに迷路の中を疾走し敵の懐に突入して行くのが理解できますね。しかし、こんなの勇気でも何でもない…。ただの無謀です(笑)。所詮、この世界の侍はちょっとやそっとで死なないし、眼球を損傷するなどの重篤な負傷を負っても再生が効きますから、危機管理に意を払わないでいいんでしょう。しかし、そういう安易な戦い方が逆に生死の分け目を取り合う機会を奪ってしまってるんですね。
命懸けの定義がないも同然だから、そりゃワクワクしません(笑)。もしアニメ化するんだったら、せめて不安定な不死設定だけでも外して、例えば鍵(キーユニット)を斬られたら散体する=死ぬ…みたいにした方がいいと思います。そしたらテロメア値とか訳分かんない設定も不要になりますし、武神に見放される…なんて極めて曖昧な設定も無くなります。お話を語る為の用語や設定が多い割にそれらがみんな<フワッ>としていてイライラします。それに苦労して用語や設定を理解したところに別の設定が登場して踏み荒らされるのとかナシにして下さいよー。それ何てモラハラですもん(笑)。
ところで、三打(旧・骨河)が八丸達と一緒になって弁形を討伐に来るのを知って、三打に自分が遮那家にした事もバレたのに勘付くんですね。ここはいい伏線だな…と思いました。もっともそれは弁形と骨河(現・三打)の関係性の如何に依りはするのですが、ここで…こういう「品」(しな)を見せておかない事には、この後どう足掻いても描写できない…弁形の愛(もしあったらなんですが…)が描けません。そういう期待も込めてこのカットの意味を敢えて訴えておきたいと思うのですが、これが「別に…」っていう沢尻エリカさんみたいな…岸本先生の悪ふざけだったら「あ”ーっ”!!!」ってなるので辞めて下さい(オレに効くから)。
続きまーす!!!!(「別に…」だけは辞めてーッ!!!!)